スペシャリストもゼネラリストも考えていない技術の管理職。
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僕の働く会社はマンパワー商品を扱っているのですが、工程がパンクして仕事を断らなければならない状態になっています。
そんな中、技術の管理職は全体マネジメントを疎かにして、自らが消化の一端を担っています。
工程管理は杜撰極まりなく、僕自身が工程管理に口を出して改善策を提示しました。
技術職の管理職は2人いて、一人は僕よりキャリアがあり、スペシャリスト。
もう1人の管理職はどちらかというとゼネラリスト。
そのどちらもが消化の一端ををしているのですから、監督不在で全員野球をしているようなものです。
仮にその2人が4番バッターでホームランを打っていたとしても、試合に勝てないチームではどうしようもないんですね。
管理職が自分の役割が何なのかを考えられないと、組織としては弱小チームとなりますね。
スペシャリストかゼネラリストか?一般社員も方向性を誰も持っていない。
一般社員と一緒に行動するときにはよく話すのですが、5年後の自分をどうイメージするか聞きます。
すると、ほとんどの社員はまったくイメージしていないんですね。
そのままでは将棋でいう「歩」の役割です。
みんながみんな「歩」の仕事をしていて、それでいいと思っているんです。
そんな組織が強いわけがありません。
ただ与えられた仕事をこなしているだけの人。
自分の唯一性を高めなければ、出世はできないし一生「歩」の仕事のまま終わります。
一般社員の方向性を導くべきも管理職の仕事。
管理職は道しるべとなるべき存在であるべきだと考えています。
スペシャリストかゼネラリストかどちらかを目指そう!
技術職の一般社員にはいつも一緒に話す機会があれば、プロを目指すかマネージャーを目指すか考えて仕事をしたほうがよいとアドバイスしています。
(まぁ、誰にも響かないんですけどね)
これを意識しないで働く先は、一生コマとしての仕事です。
営業マンにも同様に話しています。
一生営業プレイヤーでいるつもりか?と。
それでよいなら、ただ仕事を取る、自分の数字を求め続ければいい。
ただし、それ以上先には進めないし、給料も望むようにはならないんですね。
さいごに
かなりキツイこと書きましたが、実際に何も考えずに働いている人が多すぎますね。
スペシャリストを目指すか?ゼネラリストを目指すか?
本当に何も考えずに仕事をしていると、40代、50代になっても一般社員ということにもなりねません。
役職がすべてではありませんが、後輩から続々追い抜かれていくこともあり得ますので、一度方向性を考えるきっかけになればいいなと思います。