2児パパの裏ブログ

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悪癖のついた営業経験者の方が新人よりもタチが悪い

指示通りに動く新人の成長

中小企業って採用にかかる予算があまり取れません。新卒採用はコストも時間もかかるので、中途採用が中心という中小企業も多いのではないでしょうか。

 

かくいう僕の会社も中途採用中心です。営業マンの採用面接をここ10年位行っていて、その多くが中途採用です。

 

直近で採用した営業マンは、第二新卒で社会経験がない社員だったのですが、悪癖がなく100%指示通りに動いてくれます。

 

自分の余計な考えを挟まず、すぐに行動に移していける。これが上司の立場からすると本当に素晴らしくてメキメキ成長しています。

 

まったくの白紙に僕が綺麗に絵を描いているようなものです。知識と経験を積み、1年半にして重要な社員として重宝しています。

 

自分の考えを優先する悪癖を持つ営業経験者

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新人社員の先輩に営業キャリア10年以上の社員がいます。3年前に入社したのですが、ここにきて悪癖全開となっていて管理しきれない状態となっています。

 

あまりにもトラブルが続き、段取りが悪いのでもう一度ゼロから育てようと日報を毎日チェックすることにしました。

 

決めたルールは下記の通り。

やらなければいけないタスクをリスト化して、どこまで終わっているのか仕事終わりに共有ファイルに入力すること。

それに対し、僕は翌朝そのリストをチェックして、指示事項を入力する。

そして、僕の指示事項に従って行動する

 

これだけです。

日報といってもやるべき仕事のリストを常に更新するだけで、5〜10分もあればできる仕事です。

 

ここで、問題社員は僕の指示事項の通りに動かず、リストにない仕事をしてしまいます。

 

また、顧客からの電話で優先すべきタスクを放ったらかして出かけてしまうんです。

 

この悪癖は注意しても注意しても直りませんでした。日報の更新も行わない日もあり、指示事項は無視する。

 

当然トラブルは無くなりませんし、僕からも注意され続ける。指示を行なったかどうかの確認てナンセンスじゃないですか。

 

期日付きで明確に指示して「承知しました」と返事したことが行われないんですから。

 

ただ、世の中にはいるんです。こんな社員も。反省しているのに修正できないんです。

 

ルールや仕組みを無視するのはただのサボりだし、悪癖は簡単には直らないんですね。ぐちゃぐちゃに書かれた紙を消しゴムで少し消したところで、簡単に綺麗にはなりません。

 

悪癖のついた営業経験者をどうするか?

直せない悪癖は彼自身の問題ですから、できない役割は与えないしかありません。見捨てるつもりはありませんが、ガチガチに管理することで管理する側の時間もかかります。

 

根本の修正が難しい社員というのは一定数います。どれだけ水飲み場に連れて行っても、水を飲ませることはできません。

 

悪癖の直せない社員は単純にできない仕事を与えないようになっていくはずです。できる仕事はなんなのか?それをお互いに確認しあわないといけませんね。

 

だからこそ、採用には慎重になる必要があります。少数精鋭でいかないと中小企業は厳しいです。ゼロベースからでも時間をかけて育てた方が、悪癖のある営業経験者よりも伸びます。

 

悪癖のついた営業経験者 さいごに

悪癖のついたの修正は、新人を育てるよりも時に時間がかかりますし、修正できないこともあります。

 

即戦力として期待できても限界の見える社員はトータルで見ると不利益があります。

 

そこまで採用面接で見抜くことは難しいところですが、即戦力よりも優先すべきポイントがあることは覚えておいた方が良いですね。