上司の好き嫌いをつかめ!
自分が評価されるためには上司の好き嫌いをつかみましょう。上司の好き嫌いといっても食べ物好き嫌いではありません。
働き方において上司が何を好み何を嫌うかです。
例えば、僕の上司はずさんな請求管理を極端に嫌います。
請求額と入金額が噛み合わなかったり入金予定日に入金確認ができなかったり。
こういった未入金や不明入金の確認は月初に行うルールなのですが、回答が明確でない場合非常に厳しくなります。
普段温厚な上司なのですがこと請求に関するととても厳しくなるのです。
その理由は簡単です。それは本社から厳しい追及があるからです。
適当な回答すると本社から上司はこっぴどく叱られます。おそらくそれがとても嫌なんでしょうね。
誰でもそうですが、ミスや叱責を受けないように予防線を張るものです。
評価者から叱られたくないから評価を下げられたくないから、細かく注意しておくのです。
だからこそ僕は請求確認をきっちり細かく行います。
未入金や不名分は極端に少なく、あったとしても明確な回答確認してスピーディーに報告します。
上司はきっと思っているはずです。
「あいつ(僕のこと)は俺が嫌うミスをしない奴だ」と。
この信用が自分の評価を上げるためにとても重要です。相手が嫌うことをしないことがとても評価されるのです。
僕が上司として嫌うこと
ちなみに僕が上司として嫌う事は指示に従わないことです。
僕が指示する事は他のことを差し置いてでも優先して欲しいと思っています。僕は他にいろいろな仕事を抱えていることを理解した上で指示しています。
ですから、部下が大事だと思っていることよりももっと大事なことを指示しています。
「ここ仕事ありそうだからすぐ営業電話してみて。」
この指示に対し私の目の前ですぐに営業電話をできる部下を僕は評価します。
指示事項を後回しにされ行ったかどうかを確認するのが嫌なんです。
「あの件どうなった?」って聞きながら評価が下げています。
その上、部下には「指示に従わないことが嫌い」と伝えています。
これは僕の嫌いなことであって、他の上司の方が重要視することはまた別にあるでしょう。
でも、僕はわざわざ答えを教えてあげています。どういう人材を評価するかを伝えているのです。
にも関わらず自分の考えを優先する社員がいます。残念ですが、結果がいくら出ても評価されないんですね。
上司の好き嫌いをつかめとはそういうことです。
上司の好き嫌いをつかめ! さいごに
上司の好き嫌いに合わせることって、媚びてることとは違います。まあ、評価者もまた人ですから好き嫌いはあるものです。
時間管理に厳しい人もいれば、ゆるい人もいます。評価者の特性を理解することが組織では重要だということですね。