ミスをしたら謝るしかない
ミスは誰にでもあります。不注意もあるし確認不足もあります。
そのミスによって誰かに迷惑がかかったのなら、言い訳などせずに正直に謝るしかありません。
ここで、変に責任転嫁したり、しらばっくれたりすることで信用を失ってしまうのです。
テレビタレントが自動車事故などで、逃げたり嘘をついたりして、散々叩かれる姿ってよく見ますよね。
あれも結局責任逃れしようとする姿が非難の声を浴びるわけです。
最初からすぐに謝っていれば大きな問題にはならなのに。。
何度も同じように責任逃れしようとして叩かれているのにいつも繰り返される。
僕は自分自身の過失がどうあれ、ミスをしたときにはすぐに謝るようにしています。
心から迷惑をかけた相手に申し訳ないと思いますし、同じミスを繰り返さなければリカバリーのチャンスがあると思うからです。
そこで、逃げてしまってはリカバリーのチャンスはありません。それはミスではなくて、故意の犯罪と一緒だからです。
社用車の擦り傷問題
月曜の朝、社用車に乗ろうとした社員が社用車の擦り傷に気付きました。
社用車は毎回乗る前後にボディチェックがルール化されています。
月曜日の前に使用しているのは、前週の水木金とK社員でした。
必然的にK社員が疑われますよね。そのためヒアリングを行いました。
擦り傷には気づかなかったか?
傷をつけた思い当たる節はないか?
どこに行ったか?
当然のようにしらばっくれるわけですが、声の雰囲気からなんとなく焦りを感じました。
車体チェックしたが気づかなかった。もし擦るようなことが有れば気づいたと思う。強いてあげれば、砂利や石のある場所は少し走ったとのことでした。
犯人であるかは断定できませんが、推定有罪であり、傷がなかったというならボディチェックが甘かったと言われても仕方ない状況です。
万が一擦った自覚があって隠しているとしたら、もう申告はできませんよね。擦ったタイミングですぐに報告しなければ信用を失います。
K社員の前に社用車を使用した複数名にもヒアリングしましたが、信用できる社員が傷はなかったと証言しています。
ただ、擦っただけならミス。それを隠したらミスではなく犯罪と一緒です。
もし自覚があるならすぐに謝る。これができるかどうかに人としての資質が出ると思います。
推定有罪の時点でも、まずチェック不足は認めるべきですし、できる対応を私なら行います。
ミスをしたら謝るしかない さいごに
ミスとそれに対する謝罪について、とても考えさせられることがいろいろありました。
人である以上ミスは必ず起こります。車両事故を起こしたこともあるし、違反切符を切られたこともあります。
大切なのはミスをしたときに反省し、次に同じようなことを起こさないことです。
自分自身もしっかりと肝に銘じて、ミスと向き合っていきたいと思います。