その仕事は誰の役に立っているのか?誰からお金をもらっているのか?
お金をもらうと言う事は必ず誰かの役に立っているということです。
どんなことでもそう。
商品やサービスを欲しいという人がいて、少なからずその人の役に立ってます。
お医者さんは誰のため
お医者さんなんかわかりやすいですね。
病気になった人が病院にお金を払って診察をしてもらって薬をもらう。
お金は個人から病院に支払われます。
病院からお医者さんに給料が渡されます。
お医者さんは病気になった人を助けています。
役に立っていますよね。
営業は誰のため?
では営業の仕事はどんなお金の流れになるでしょう。
営業マンは自分の会社の商品やサービスを欲しいという人を探します。
お客さんを助ける商品やサービスを届けることで、お客さんから会社にお金を貰います。
その会社の利益が給料としてもらえるんですね。
芸能人は誰のため?
じゃぁ、芸能人はどうでしょう?
芸能人はテレビでみんなを楽しませます。
テレビを見る人の役に立っていますね。
でもお金の流れはどうなっているかわかりますか?
テレビを見ている僕たちは芸能人にお金を払っていません。
無料でテレビを見ています。
テレビはCMを流している会社がテレビ局にお金を払っています。
そのテレビ局から芸能人にお金が支払われてています。
(間に色々入っていますが簡単に説明しています)
CMを流すことでその商品が広く知れ渡りたくさん売れる番組が求められます。
ここに視聴率と言ってどれだけテレビが見られたかが強く関わってきます。
お金の流れはテレビのCMを見た人がその商品を買う。→その商品を作った会社がテレビ局にお金を払う。→テレビ局が芸能人にお金を払う。
つまり、芸能人のお客さんはテレビを見る人ではなく、テレビ局でありスポンサーであるわけです。
こんなふうに誰から誰にお金が流れているかを考えてみると面白いですね。
Youtubeは誰のため?
じゃぁYouTubeはどうだろう?
YouTubeを見ているとCMが流れますね。
そのCMを作った会社はGoogleにお金を払います。
そしてGoogleは見られた再生回数に応じてYouTuberにお金を払います。
たくさんCMが見られることで商品がたくさんの人に知られることが望まれるのです。
その仕事は誰の役に立っているのか?誰からお金をもらっているのか?さいごに
こうやってどんな仕事にもお金を払う人がいて、お金を払う人の役に立つから仕事が成り立ちます。
自分が仕事をするときにその仕事は誰の役に立って、誰から私お金をもらうのか?
これを考えることが仕事の本質につながるのではないでしょうか。
もし子供がいるのであれば家族で時々話し合ってみると面白いかもしれません。
この仕事って誰の役に立っているのかな?
誰がお金を払っているのかな?
これを突き詰めていくとビジネスの本質が見えてくるかもしれません。
子どもたちと話し合う時間にもよさそうなので、これを今日は読み聞かせで実践してみようと思います。