最近、無料提供する仕組みが増えていますね。
無料で配ったら意味ないんじゃん!と思うかもしれませんが、実はすごくお金が儲かっているケースがあるんです。
無料提供してるのに儲かるカラクリについて考えてみましょう。
無料なのにどうして儲かるの?
無料で配っているモノにはどんなものがあるか考えてみましょう。
意外といろんなものが無料で配ってますよ。
ポケットティッシュ
駅前に行くとポケットティッシュを配っていますよね。
僕もポケットティッシュは便利なのでよくもらいます。
なんで無料で配っているのでしょう?
ポケットティッシュ代だけではなく、配る人の人件費もかかっています。
ポケットティッシュをよくみてみましょう。
中に広告が入っているんですね。
スポーツクラブだったり、塾だったり、消費者金融だったり。
ティッシュを見て知ってもらうことが目的だったんです。
ティッシュを見て知ってくれた人がお客さんになってもらえれば、ティッシュは無料でもいいんですよ。
試飲や試食
例えば、マクドナルドでコーヒー無料のときなんかありますね。
無料でコーヒーを配ると他のものも頼んでくれます。
ポテトやチキンナゲットなどをついでに買ってもらえれば儲かります。
モスバーガーに行こうと思っていたお客さんが、マクドナルドに来てくれるんであれば0だったはずの売上が0ではなくなりますね。
また、コーヒーの味見をしてもらうことで美味しければ、次にまたコーヒーを飲もうという気持ちになります。
無料で配ることで逆にお客さんを取り込んでいるんです。
絵本の無料公開
キンコン西野さんが絵本を無料公開して物議をかもしましたね。
昔ねインターネットで絵本を無料で見れるようにしたんですよ。
そうしたらなぜか売上はもっとあがったそうです。
それはなぜか?
絵本を買うお母さんたちはとても忙しいんです。
子どもに絵本を買おうと思ったときに、どんな絵本を買うと思いますか?
それは自分が読んだことがあって面白かった本です。
いちかばちかで読んだことのない本は買わないし、本屋さんで読み比べする時間もないんですね。
だから、無料で読んでもらうことで面白いと感じてもらうネタバレがスタートなんです。
絵本の価値は情報だけではなく、子どもとのふれあいやギフトでもある。
これが無料公開の戦略でもあるわけです。
あれもこれも無料。無料提供なのにお金が儲かるからくりとは?さいごに
テレビが無料なのもYoutubeが無料なのにも意味があります。
無料にしていることには何かからくりがあるかもしれないと考えてみましょう。
もうけのカラクリを知ると世の中のものがもっと面白くなりますよ。
「損して得取れ」ということわざがあります。
たくさんの人に知ってもらう、信用を得ることで、お金が発生するポイントを後ろにもってくる。
このように無料にすることで、稼ぐお金が大きくなることもあるということは覚えておきましょう!