【商売の基本】安く買って高く売る!とは
商売の基本は安く買って高く売ることです。
売買の多くはこれで成り立っています。
今日は商売の基本「安く買って高く売る」について考えてみましょう。
スーパーマーケットで考えてみよう
スーパーマーケットで考えてみましょう。スーパーにある商品の値札はすべて利益を乗せた金額です。
1つ20円で仕入れた納豆を50円で売っていたり、1本30円で仕入れたコーラを100円で売っていたりします。
そうすると納豆が売れるごとに1つ30円の利益がです。コーラでは70円の利益がでます。
この差額でスーパーの家賃を払い、みんなの給料を払っているのです。
大量に仕入れる
スーパーはなんで安く買うことができることができるのでしょうか?
それはたくさん買うことで安くしてもらっているんですね。
例えば納豆を作っている会社は、自分の会社だけで納豆を売るのは大変です。
そこでスーパーに買ってもらっているんですね。
スーパーは納豆100個買うから1つ20円で売ってね、と交渉をしているんです。
いろいろな物を揃える
スーパーは色々な種類の商品を集めます。
お客さんは1つのお店でいろいろな商品を買えるので便利ですよね。
だからスーパーにお客さんは行きます。
コーラ専門店にはいきませんよね。
色々な種類があるからこそ、スーパーに行こうと思うのです。
高く売れる場所で売る
何か飲み物を買いたいなと思ったとき自動販売機で飲み物を買うことがありますよね。
同じコーラもスーパーのほうが安いのにも関わらず。
スーパーなら100円のコーラが自動販売機では150円します。
それでも自動販売機で買うのはすぐ買えるからだったり、まわりにお店がないからです。
高く売れる場所で売るのも鉄則です。
買占めはルール違反
ニンテンドースイッチがコロナ禍において1台50,000円以上になっていましたね。
マスクも売切れていたとき50枚1,000円以下のものが、10,000円以上で売っていました。
高くても欲しい人がいる以上商売としての原則に沿っているわけですが、買占めはルール違反です。
これを「転売屋」から「転売ヤー」などと揶揄されています。
買いたいけど買えない人に高く売るっていうのは商売の基本ではあるんですけどね。
買占めや独占はしちゃいけないんです。
独占禁止法という法律もあります。
150円で買ったコーラを250円で売る方法
自動販売機で買える150円のコーラ。
この150円のコーラも250円で売ることが可能です。
どうしたら250円でコーラを売ることができるでしょうか?
考えてみてください。
音楽フェスなら売れる
音楽フェスなど喉が渇いている人が集まっている場所ならば、値段を高くしても買ってくれそうです。
1度に持っていられる飲み物も1本くらいですからね。
飲み干したら新しい飲み物を買うわけです。
近くで150円で売っているコーラがなければ、250円でもコーラは売れます。
ホテル内なら売れる
ホテルの客室の冷蔵庫。値段がいくらか分からない瓶のコーラが入っていたりします。
ホテルの部屋で飲むコーラの美味しいことったらありません。
普通より美味しいコーラだから250円!というわけではなく、飲み物を持ち込み損ねていれば250円でもコーラを買います。
旅行のときくらいまぁいいかっと考える気持ちも後押しするのかもしれませんね。
自販機やコンビニのない場所なら売れる
富士山の頂上であれば、コーラは500円でも売れるかもしれませんね。
そもそも富士山の頂上まで飲み物を持っていくこと自体が大変です。
また、キャンプに行って周りに自販機やコンビニがないのであれば、250円でコーラを売っていても買いますね。
セット売り
某ファーストフードのコーラも250円で売っているようなものです。
ハンバーガーとポテトとコーラで600円とします。
ここで内訳を考えてみましょう。
ハンバーガー200円、ポテト150円、コーラ250円で600円なのかもしれません。
セットでひとまとまりで売っているからどれがいくらかわからなくなります。
このコーラには氷がたくさん入っているので、ペットボトル1本分もコーラは入っていないんです。
こういうところでファーストフード店は稼いでいるんですよ。
【商売の基本】安く買って高く売る さいごに
安く買って高く売ることが商売の基本です。
大切なのは安く仕入れることと、高く売れる場所を探すことです。
簡単なようでものすごく難しいことです。
コーラだけではなく他の商品についてもどうやったら安く買えるか?
とうやったら高く(たくさん)売れるか?を考えてみると面白いですね。