日本は少子高齢化が進んでいます。
少子高齢化とは子どもが少なくなり、高齢者が多い状態を指しています。
これは簡単には止まりそうもありません。
そして、日本はこれから貧しい国になっていく可能性があります。
日本がなぜ貧しい国になるかもしれないのか?
考えてみましょう。
日本がこれから貧しい国になっていくと予想する理由
日本はこれから貧しい国になっていきそうだと予想しています。
その理由を考えてみます。
人口の多くは高齢者またはこれから高齢者になる
日本の人口は令和2年8月時点で1億2580万人。
そのうち65歳以上の人口はどれくらいいると思いますか?
65歳以上の人口は3613万人です。
3613万÷1億2580=0.287
10人いたら3人くらいはおじいちゃんおばあちゃん。
それが今の日本です。
そして1年間に生まれてくる赤ちゃんの数は86万人。(令和元年統計)
20年×86万人=2236万人。
20年で増えるのは多くて2236万人。
それに対して65歳以上の3613万人の多くは亡くなり、今45歳以上の人は65歳以上になります。
(僕は今40歳だから60歳になっています)
こうやって日本の人口はどんどん減っていくことが想定されています。
子どもを育てる親に厳しい日本
生まれてくる子どもは年々減っています。
原因はどんなことが考えられるでしょうか?
- そもそも人が減っている
- 結婚する人が減っている
- 結婚する年齢が遅くなっている
- 子どもを育てるのにお金がかかる
お母さん1人当たりが子供を産む数は1.36人まで落ちています。
2人兄弟よりも一人っ子の方が多いのかもしれません。
これは、子どもを育てることが大変だし、お金がかかることも原因になっています。
子どもを育てるのは大変
子どもが生まれるころのお父さんお母さんはあまりお金がありません。
30歳くらいのお父さんの給料だけではなかなか生活が厳しいんですね。
だから、お母さんも働かないといけない。
そして、子どもを預ける保育園や幼稚園も数に限りがあって、預けたいのに預けられない状況も続いています。
子どもを育てるにはお金がかかる
子どもを大人になるまで育てるのに2,000万円くらいかかるといわれています。
これは、子どもがいなければかからないお金です。
高校の無償化など国が色々な施策を考えていますが、お金がなくて困っている家庭もすくなくありません。
お金が大変だから、結婚しない・子どもをたくさん産まないという時代になっています。
お父さんとお母さんの両方が働いている家庭も多いですよね。
それは、なかなかお父さんの給料だけでは生活するのが大変だという事情もあるんですよ。
税金が足りなくなる
人が減ってくると税金が足りなくなってきます。
国や地方自治体(都道府県など)はみんなのお金を少しずつ税金としてもらうことで、先生や警察官の給料を払ったり、道路を作ったりしています。
しかし、税金が少なくなると先生の給料を払ったり、道路を作ったりすることができなくなります。
それは困りますよね。
では、税金を若い人からたくさんもらおう!となると、若い人がお金がないので子どもを生まれなくなるとう悪循環が生まれます。
国も若い人もみんなお金がない状態になってしまうのです。
これが今、日本の置かれている少子高齢化の現状です。
さいごに 日本はこれからどうしたらよいか考えてみよう。
少子高齢化の進む日本。
子どもを増やしていかないと、日本はどんどん人が少なくなり、貧しい国になってしまいます。
日本はこれからどうしたらよいのか考えてみましょう。
- 子どもを育てやすい環境を作る
- 子どもを産んだ方が得になる仕組み作り
- 若い人ががんばる
- 外国からお金を稼ぐ
- 外国の人を受け入れる?
これからの時代がどうなっていくかは、今の若い人の力に委ねられます。
今から今後の日本を見据えて考えていくことが大切です。