不動産投資については素人も素人ですが、否応なく不動産の問題に向き合う必要がでできてしまいました。
相続が絡んで不動産をどうしていくかという問題です。
ここはしっかり向き合っていく必要があるところなので、僕のストーリーと一緒に記録しておこうと思います。
相続の当事者と節税対策
僕の父は昨年亡くなりました。
当時は本当に胸が苦しくて、こんな風に冷静に相続のことなんか考えてられませんでした。
それでも不思議なもので時間が経つとこの環境にも慣れてきます。
今現実と向き合って相続と節税について勉強をしています。
相続の基本的な考え方
僕が理解していた相続の基礎はこの程度でした。
- 配偶者が半分
- 子どもが半分(僕と弟なので1/4ずつ)
- 同居している配偶者は大きな控除がある
父は持家と他にも自営業の土地を持っていて、対策をしていないと莫大な相続税がかかるんじゃないか?
二次相続では既存の土地を売らないと相続税が払えないんじゃないかとビビっていたのです。
相続税の控除
配偶者控除、同居人の控除などなど相続税には控除の仕組みがたくさんあります。
これは素人では多分すべて理解するのは難しいでしょうね。
相続のボリュームが大きいなら税理士や相続コンサルタントに教えてもらった方がいいです。
僕はたまたま詳しい相続コンサルタントがいて、無料で相談させてもらっています。(厳密にはアパート管理をお願いしている不動産屋さん)
何も知らない人が相続コンサルタント頼んだら、ぼったくられる可能性もあるので気をつけてください。
家族仲が良いことって本当に大事
相続で分配について揉めるようだと大変だろうなぁというのが実際です。
相続税対策というのは家族で話し合って決められないと絶対うまくいきません。
土地の分配などは自分の権利を主張すれば、決着のつかない問題になる可能性があります。
権利を主張する人が僕の家族ではいないので秘書にスムーズな話し合いとなっています。
家族仲が良いことは本当に大事です。
相続税対策としての不動産投資
相続税対策としてよく不動産投資が有効といわれていますね。
僕もストックビジネスとして不動産投資には非常に興味を持っています。
二次相続に際しては対策しておかないと、大変そうなので今から勉強しようと思います。
今の現状と今後について記録しておきます。
二次相続は控除が効かない
二次相続は同居していないとモロにかかってきます。
土地、建物を受け継いでも、現金がなければ空き家を作ってしまいます。
今回は一旦実家は母が相続しますが、この後を考えておかないと空き家と土地だけを引き継いで途方に暮れるということもありえます。
賃貸不動産は税控除が大きい
住居としての税控除は同居人に対しては大きな控除があります。
ただ僕はすでにマイホームを購入しており、同居の形はどうやったって取れません。
同居していないと基礎控除くらいしか控除されないので、土地建物について税金がかかってしまいます。
しかし、賃貸不動産としての建物には大きな税控除があります。
不動産投資が相続税対策と言われる所以はここなんですね。
母の生活費の捻出
母の老後の生活費の問題もあります。
これをクリアにできそうなのが賃貸不動産です。
返済額より入ってくるお金が大きくならば、母の生活も安心できます。
まずは生活の安心を作る。
そのためにも賃貸不動産はアリだと考えています。
借金は相殺できる
物件の建て替えには当然お金がかかります。
ローンを組まなきゃ建て替えなんてなかなかできません。
でも、母の分の借金は残しといてもいいんです。
相続の時には借金は負債として税控除の対象となります。
満額フルローンで建て替えは金利を払いすぎることになりますから考えものですが、なるべく借りて立て替えた方がキャッシュは残るので安心感もあります。
ここはよく考えてやる必要があると考えています。
節税対策としての不動産投資を0ベースから考える さいごに
節税対策、不動産はよくわからないからやらない。こんな考えは知らぬ間に痛い目に遭います。
知らないことは損をすることだと覚えておかないといけませんね。
サラリーマン大家への道も見えてきました。
これから節税について、不動産投資については勉強しようと思います。