お金を増やすには大きく3つの方法があります。
- 収入を増やす
- 支出を減らす
- お金に働かせる
今回はお金を増やす方法の中でも難しい、「収入を増やす」について考えてみます。
ほとんどの人がサラリー(給料)をもらって生活しています。
でも、収入がサラリーに依存する限り、人生は変わらないということを計算してみましょう。
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サラリーマンの給料には限界がある
あなたの収入のうち給与所得の割合はどれくらいですか?
ほとんどの人が90〜100%と答えるでしょう。
そして、ほとんどの人がお金のことで苦しんでいる。
まずは、サラリーマンの給料だけでは限界があることを理解しましょう。
年収1000万以上の割合
給料だけで年収1000万を超える人の割合は、給与所得で生計を立てる人の約5%だそうです。
100人に5人、20人に1人。
どうですか?
結構難しいハードルではありませんか?
自分の会社で20人に1人の唯一性を持って、働けているか。
これが難しければ年収1000万には届きません。
なかなか厳しい戦いですね。
家族がいれば支出は増える
家族がいれば支出は増えていきます。
日本は子育てに優しい国とはいえないので、年収1000万あっても家計に余裕を持てるとはなかなかいえません。
収入が多い分、出張や残業が多い場合もあり得ます。
給料がいいからといって、家庭を蔑ろにするようでは何のために働いているのかわかりません。
収入と幸福度は必ずしも一致するとは限らず、支出とのバランスが大切となります。
サラリーだけでは豊かになれない
サラリー(給料)だけに収入が依存すると、給料は頭打ちになります。
会社の社長以上には給料をもらえませんので、社長の給料が限界です。
立場的にどこまで辿り着けそうですか?
役員だと思うなら役員給料、課長だと思うなら課長の給料が限界です。
サラリーだけではもらえる収入には限界があります。
どこまで働いても枠の中から出ることはできません。
どんなに優秀なサラリーマンでも昇給には順序があります。
いきなりジャンプアップで1000万とはなかなかなりません。
ゆっくり時間をかけて、やっと辿り着けるかどうかの数字です。
ですから収入をサラリーだけに委ねると、豊かになることは難しいと考えてもよいでしょう。
サラリー以外の収入を作る
サラリーには限界があると理解できましたでしょうか。
限界があるとすると、サラリー以外の収入を作るほかありません。
どのようにサラリー以外の収入を作ればよいか考えてみましょう。
副業する
サラリーマンの給料は限界がある反面、生活の基盤を安定させる大事な役目があります。
収入が安定しているからこそ、違うところで収入を作るチャレンジができます。
端的に副業をするかしないかで、サラリーマンは大きな差がつきます。
せっかく給料として固定収入の基盤があるのですから、平日の空いている時間や休日をうまく使って副業しましょう。
副業禁止としている会社も、必ず会社が個人を守ってくれるわけではありません。
給料だけで年収1000万は難しくても、副業収入と合わせれば年収1000万は可能です。
家族の収入
奥さんが少しでも働いて収入があると大きな差となります。
専業主婦ももちろん大変ですが、家事や育児の分担をすれば可能です。
世代収入で考えれば年収1000万は難しい話ではなくなります。
ただし、そのぶん家庭の仕事は増えますので、副業の時間を作るのは難しくなるかもしれません。
家族でよく話し合って、どうやって収入を作るかを決めましょう。
お金に働かせる
お金に働かせることはなるべく早いうちから取り組みたいですね。
日本人はお金の勉強をしない国です。
資産運用の話をすれば、「金の話か」と嫌な顔をする人も多いですよね。
これは学校教育の弊害です。
大人になって勉強を怠った人が貧しい生活を強いられます。
学校のテストの点数が良ければよいはずだったのに。
よい企業に入ればよいはずだったのに、いつのまにか勉強を怠っていると勉強を続けた人に抜かれていきます。
お金に働かせるという感覚を持てないとこれから生きるには厳しい世界が待っています。
起業も視野に入れよう
副業や資産運用の先に、起業も視野に入れたいですね。
必ずしも会社を辞めて起業ということではなく、サラリーマンを続けながら起業がベストと考えます。
やはり失敗した時にすべてを失ってはいけないわけで、基盤があるからこそ難しいチャレンジができます。
サラリーマンとして働きながら、奥さんを社長にしてもよいですね。
副業の先に起業を見据えると、さらに広か大きなチャレンジができそうです。
さいごに:収入をサラリーマンの給料に頼るな!
結局、これからの時代サラリーマンの給料に頼って生きていく限り、限界があって窮屈です。
大きなことをするためには予算が必要で、いくら支出を削ってもやはり限界があります。
給与所得以外の選択肢をどれだけ持つか、ここから逃げている限り豊かな生活は手に入れられません。
まずは気軽に始められる副業や資産運用など、選択肢を広げるために勉強しましょう。
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