「グリーンサイト」
建設業界で働く人は聞いたことがあるのではないでしょうか?
中堅企業以上のゼネコンを中心に登録しており、協力会社も加入を斡旋させられています。
そして、このグリーンサイトがデメリットだらけなんです。
今回はグリーンサイトのデメリットについて解説します。
グリーンサイトのデメリット
グリーンサイトのデメリットを紹介します。
紙で施工体制出すより面倒な部分もあるので確認してみてください。
- 費用がかかる
- 初期設定が大変
- 説明書がわかりにくい
- よくある質問、チャットが終わってる
- 逆に時間がかかる
- 常に更新が必要
- 下請けまで入れなきゃいけない
もっと言いたいことあるのですが、こんなデメリットがあります。
費用がかかる
グリーンサイトの登録には費用がかかります。
1ID年当たり5,280円税込
お金がかかる以上、会社単位で利用するかは検討が必要です。
電子契約関係の担当がいればいいですが、稟議など調べて検討するのは面倒ですね。
初期設定が大変
初期設定では従業員情報や会社情報など入力が必要な箇所がたくさんあります。
これも電子担当がいればいいですが、いない会社は大変でしょうね。
僕ではない人が初期設定しましたが、大変そうでした。
説明書がわかりにくい
説明書がわかりにくいのがグリーンサイトのデメリット最大のポイントですね。
膨大な量の説明書、あんなの読みたくないんですよ。
国がやることという気がします。
資料を読み込むなんてバカみたいな時間使ってられません。
そして、わからないことを聞くと「説明書読め」と返す上司もクソです。
説明書を読む時間とかなくてもわかるようなシステムが構築もできないのに、斡旋しないでいただきたいものです。
よくある質問とチャットは終わってる
グリーンサイトにはよくある質問がすごい量あります。
これはグリーンサイトが親切なのではなく、わかりにくいからにほかなりません。
そして、よくある質問でわからないからチャットに投げてみると、ヒットしないかよくある質問に戻される。
全然使えないんですよ。
ヘルプデスクは携帯からかけると有料だし、デメリットしか出てきません。
逆に時間がかかる
グリーンサイトを導入したことで、施工体制書類作成の時間は逆にかかるようになりました。
これはいい迷惑ですね。
パッと出せないことで時間がかかります。
基本フォーマットは元々あったんですから、それ使わせて欲しいんです。
作業員名簿も何にしても。
常に更新が必要
常に更新が必要なのは当たり前かもしれませんが、面倒極まりないですね。
電子書類担当が常に最新版にしてくれてればよいですが、なかなかそうもいきません。
例えば作業員名簿の健康診断日が一年超えていると、提出に進めません。
当然最新版にしなければいけないのでしょうが、それを個々の担当者が確認するとかめちゃくちゃ面倒です。
下請けまで入れなくちゃいけない
下請け情報も保険関係の書類があるので、下請けとして出さなければなりません。
ひと昔前は自社の社員として下請社員を提出できなたのができなくなっています。
下請けとの契約や下請けにもグリーンサイト登録させるなど面倒がつきまといます。
保険関係が全国的に厳しい流れが来ています。
協力会社をうまく活用してきた会社は大打撃ですね。
ホントやめて欲しい内容です。
グリーンサイトのデメリットさいごに
結局グリーンサイトは国が関わっているので、ロクな仕組みじゃないですね。
中堅以上のゼネコンは強い斡旋を受けて、対応する必要が出てきています。
それを提出する協力会社はその面倒をもろに受ける形です。
CCUSといいわかりにくいのが最大のデメリットです。
たくさん説明書きすればいいということではないということを、作った人は理解してもらいたいものです。
⇩グリーンサイトについてもっと詳しく