今のネット社会には正直だいぶ嫌気が指しています。
何かしらのミスや過ちに対して、どれだけ謝ろうと叩いて叩いて打ちのめしてドロップアウトするまで許さない社会。
こんな社会の一員に僕はなりたくないと思っています。
誰にだって過ちやミスがあって、それを真摯に謝罪したら今後どうするかしかないと思うんです。
それを叩きのめす日本。
嫌な世界です。
芸能人の不倫なんてどうでもいい
芸能人が不倫したら、テレビに出れなくなるまで潰す。
スポンサーやテレビ局にまでクレームを入れるような人がいます。
テレビに出るのが不快なら見なければいいし、そんなことに時間と感情を割くこと自体がもったいない。
どうでもいいじゃないですか。
奥さんがかわいそうだとしても、自分には何の関係もない話です。
ゴシップが気になるというのは確かにあります。
それは、生まれ持った本能的な力です。
でも、その情報に触れてしまったとして、話題にしたとしてもその次のアクションまですることに何のメリットがあるのでしょう?
そこに時間と感情を割いている間に、自分を高めるために時間を割いている人がいてどんどん差が開いてしまいます。
僕は引き離されたくないので、話題にすることを意図的に避けています。
というか、なるべくつまらないゴシップ情報すらもなるべく遮断しています。
テレビというメディアからは僕が欲しい情報はほとんど入ってこないので、なるべく見ないようにしているんです。
事故を起こして逃走した俳優
事故を起こして逃走した俳優がいましたね。
逃走するという行動自体は無責任です。
でも、それと僕とは全く無関係です。
その俳優が戻ってくる道を遮断するまで叩くことに何もメリットはありません。
無責任な行動をしたことがある人であって、その人が今無責任であるかどうかはわかりません。
キチンと反省して、今後どうするかしかしないと思います。
罰は受けるべきですし、周りに迷惑をかけたことは信頼を取り戻せるまで真摯に向き合うしかない。
だとしても、まったく関係のない視聴者がクレームを入れるような社会はゆがんでいます。
部下のミスを咎め続ける上司と同じだ
部下のミスに対して咎め続ける上司と同じです。
「なんで○○したんだ?」
理由を求めているようでただただ咎める言葉です。
部下のミスに対して、どうやって解決させるか・今後同じミスを繰り返さないようにさせるか。
それしかないじゃないですか。
過去の過ちは今と未来に対して向き合わないと仕方がない。
いつまでも過去を向き続けた先には何も面白い世界は待っていないと思います。
ミスや過ちは真摯に謝罪をしたら、それ以上何もできないんです。
それを許さないでいいのは実害を受けた被害者だけ。
心理的な嫌悪感でいつまでもうだうだいっているほど暇じゃないんです。
暇だと余計なことを考える
自分の時間をどれだけ大事に使うか。
どうやってスキマ時間を作るか。
自分の時間をどうにかして作りたい人には余計なことに時間を使ってられません。
時間だけは誰にでも平等です。
限りある時間を無駄にはしたくないんです。
でも、暇だと余計なことも考えるし、うまくいっている人を不幸にさせたくなる。
しかもタチが悪いのはそれが正義だと考えていることです。
あの人をこの世界から追放することがこの世界のためになると本気で思っていたりする。
正義から関係ない問題に首を突っ込むから、一歩も引かないし強くでる。
戦争もこうやって起こるのかもしれません。
もう少し俯瞰的に見て行動はしたいものです。
叩いて叩いて打ちのめしてドロップアウトするまで許さない日本人が嫌ださいごに
いろいろと自分から情報を取りに行かなくても、受動的にニュースは入ってきます。
そこで、正義感をかざした人たちが叩いて叩いて立ち直れなくなる人達がいて、心が痛いです。
立ち直れなくてかわいそうというわけではなく、そんな社会の構造が嫌です。
関係ないことに正義を振りかざすような暇は僕にはありません。
もっと楽しいニュースが増えるといいなぁと考えている今日この頃でした。