「捨て本」堀江貴文を読みました。
ホリエモンの本は結構読んでるんですが、捨て本はどうだったでしょうか?
僕の正直ベースの感想を書きます。(忖度なし)
捨て本の概要
良くも悪くも、あなたの持ち物は重くなってはいないか。大切にしていた「はず」のモノで、逆に心が押しつぶされそうになってはいないか。だから、ビジネスも人生も「捨てる」ことからはじめよう。「これから」を、病まないで生きるために。堀江貴文が満を持して送る「捨てるため」の本。時代の寵児から一転した逮捕・収監を経て、令和元年、ついに日本初の民間ロケット打ち上げ実験を成功させた堀江貴文。その折々にあったのは「捨てること」「持たないこと」を徹底した思考法だった。~Amazonより引用
捨て本は簡単に説明すると物だけではなく、人も家族も仕事もどんどん捨てていこうということが書かれれています。
ホリエモンの自分語りによるエッセイ的な書籍ですね。
ほかのホリエモンのホントはちょっと違う感じです。
物欲を捨てる
ホリエモンが裁判で負けて、投獄された話は有名ですね。
刑務所に入る前に物を一気に捨てて、家を捨ててホテル暮らしを始めているから本当に捨ててるんだなと。
物を捨ててしまうことで物欲がどんどんなくなっていく様子が描かれます。
確かに物は一気にすべて捨ててしまうのは気持ちよさそうですね。
捨ててしまえばもったいないとは思わずに、清々しい気持ちになりそうです。
自分の身の回りを見回してみた時に不要なものが結構あるなと、子どもが捨てたくないという物をとってありますが、要らないなという物に囲まれています。
物欲は僕もあまりありませんが、物がなくていいというのは共感できました。
同僚も捨てる
同僚も価値観の相違や意見の食い違いで離れていっても、あまり気にしないようですね。
向かう方向性が違う人と無理やり仕事をするのは確かにきついものです。
方向性や目標が同じだからこそうまく仕事ができるわけですね。
家族も捨てる
家族を捨てるってここには共感できなかったですね。
これは単純にできちゃった結婚でお互いの価値観を確認せずに失敗したことを肯定しているのですが、ちょっと共感できませんでした。
奥さんと子どもも捨てるという表現には違和感ですね。
養育費を18歳になるまで払ったからいいとか、遅れていないからいいとか。
子どもとはもう会わなくてもよいみたいな。
ちょっと自分の感情にはあり得ない表現でした。
自分のやりたいことに対して、家族がいると確かに時間など拘束されてうまくいかないことはたくさんあります。
だけど、この辺の表現には嫌悪感が残りましたね。
そういう考えもあるんだねとは思いますが、僕はこうは思わないということです。
子どもと全力で接すると自分以上に子どものことを考えてしまいます。
僕は家族が大事です。
ホリエモンが大事にしていること2つ
ホリエモンが大事にしていることが2つ書かれていました。
これは共感がありました。
時間
お金よりも物より時間だけは大切だとホリエモンは解説しています。
確かに時間は有限ですからね、僕も時間は本当に大事だと思います。
昔読んだホリエモンの「多動力」では、「電話してくるヤツとは縁を切れ」と極論過ぎるだろうと思ったものですが、今では共感できるようになってきてます。
電話は一方的に人の時間を奪い取ります。
メールなら好きなタイミングで返せるのに、時間はその時を奪います。
多動力同様時間の大切さを捨て本でも説いています。
好奇心
ホリエモンがお金よりも人よりも大切にしているもの。
それは好奇心です。
確かに好奇心を満たすこと、やってみたいことを突き詰めているとそこに人やお金が集まってくるものです。
好奇心が中心にあるとすべての時間をそこにつぎ込めます。
それが仕事だとしても仕事とは思わなくなっちゃいますよね。
ワーカホリックの人たちはみなお金が目的ではなく、お金は好奇心や目標を満たすための手段でしかないんですよ。
お金から設計しちゃうとダメですね。
「捨て本」堀江貴文を読んだ感想を紹介!正直ベースの感想を書きます。まとめ
捨て本はホリエモンの過去から現在までのエッセイ的な様子が書かれています。
どうしてそんな思考になるのかが垣間見える気がします。
ここには共感できる部分とできない部分が混在します。
どうやったって自分はそう思えないことはあります。
でも、極端ではありますがとても合理的な考えでもあるわけです。
結婚しないという選択もありですし、今後は同じような考えで生きていく人も増えそうです。
時間と好奇心がなによりも大切という考えは僕も近いので、より時間の使い方を大事に考えてみようと思います。