あなたの周りにもいませんか?
期日が迫らないと動けない人、期日が迫ると掃除を始める人。
期日ギリギリでバタバタ。
もっと前から準備しとけばこんなに焦らなくていいのに。
今こんなことやらなくていいのに。
わかっているのにやってしまう人は世の中には沢山います。
なぜこんなことが起こってしまうのか、その心理を考えてみましょう。
期日が迫らないと動けない人
期日が迫らないと動けない人は、逆算したスケジューリングができない人ですね。
期日の達成状態に対して、今現在どこまで進捗しているか、あと何をする必要になるのかが計算できません。
期末テスト直前として考えてみましょう。
期末テストで90点以上取るには、1科目当たり5時間の勉強時間が必要であるとします。
翌日の科目が3科目だとしたら15時間分の勉強をしなきゃいけません。
前日になってまだ3時間しか勉強していなければ物理的に不可能な数字となります。
しかも、この1科目5時間必要という計算も自身の能力と照らして弾かないといけないわけですし、勉強して理解度を確認しながら計算しなきゃいけないことです。
二週間前から作れる時間と、習得状況を確認しながら勉強しないとこの逆算はできません。
達成状態と進捗確認、そして逆算。
これをしない人は期日が迫らないと動けないんです。
結局期日が迫らないと動けない人は中途半端な状態で期日を迎えることになります。
あれだけ時間があったのに、、と嘆いても時すでに遅し。
最後バタバタして人に当たらないようにしてください。
期日が迫ると掃除を始める人
期日が迫ってきた時に今やらなくても良いことをしてしまう人もいますね。
期末テスト前日になって、部屋のホコリが気になって掃除を始めてしまい、気づいたら掃除や片付けに3時間くらいかけていて呆然とするアレです。
これは、現実から逃避するための行動と捉えることもできますね。
今やらなければならないことから目を背け、失敗した時の言い訳を作っている。
「昨日ついつい片付け始めちゃって全然勉強出来なかったー」っていうアレです。
これはヒトへの言い訳というより、自分への言い訳ですね。
できなかった言い訳を作らないとやってられないじゃないですか。
本当はいくらでも時間があったのに「忙しくてできなかった」としておかないと、「何やってたの?」と聞かれた時に答えがないわけです。
現実から逃避した結果は結局自分に返ってくるわけですが、言い訳しようがしまいが結果がすべてです。
期日がなかったらどうなる?
期日が迫らないと動けない人、期日が迫ると掃除を始める人は期日がなかったらどうなるか?
これらのタイプは期日がなければ、行動ができないタイプです。
期日があるからギリギリ動いていられるんですね。
例えば、期日のないブログなど継続できないでしょうね。
無理矢理でも期日を作らなければ動けないんです。
必然的に質のよいものを作ることは難しいんです。
考え方や習慣を変えない限り、期日ギリギリに中途半端なものしか作れませんよ。
期日が迫らないと動けない人、期日が迫ると掃除を始める人さいごに
期日が迫らないと動けない人、期日が迫ると掃除を始める人について、結構辛らつに書いちゃいましたね。
僕の周りにもこのタイプがたくさんいるので、このタイプは実はかなり多いと思います。
ぼくもまた腰が重いタイプではありますが、期日から逆算して行っています。
テスト勉強でいえば期日前日からでも15時間勉強して、すべて90点以上取るタイプです。
難しい資格も一発で取得しました。
自分の能力と進捗、そして達成状況から逆算することが大切ですね。
がんばるがんばらないではなく、ここを見誤らないようにして、きちんと目標達成していきましょう。