2022年も1月が終わりまして、2月がスタートしました。
営業マンにとって月末は数字の締めるタイミング。
単月ごとの成果が大事なのは営業みんなそうではないでしょうか。
1月はどの業界も割と数字が冷え込む時期です。
年末年始と稼働が止まる業界は、数字も上げにくい実情があります。
そんな月末に数字が上がらないことで部下を怒る上司がいます。
今回は仕事を強制したり、怒ったりする上司について考えてみましょう。
強制したり怒ったりしてやる気をなくさせる上司ってどうなの?
こんなツイートをしました。
営業って強制されたり、怒られたりしてやる気になる人いないのに、なんで数字が悪いと怒るんだろう?
— シンタロー@定時帰りの営業課長 (@sintarozevo) 2022年2月1日
数字が悪ければ自分の評価が上がらないだけ。管理職は必要なサポートをして、あとは自由に泳がせたほうがいいと思うんだけどな。
ガチガチに管理したら成長する組織にはならない。
「1月の数字が悪かったから2月は全員休日返上働け」って上司が怒っているというツイートを見てつぶやいたものです。
これ本当に上司によって組織は全然雰囲気変わると思うのですが、こんな恐怖政治している上司の元で部下は成長するんですかね?
休日返上させられたり、残業ばかりしていたりする会社にいい人材は残りません。
どんどん人はやめていくでしょうし、やる気を失っていきます。
一時的に見れば無理やり仕事をさせられるわけですから、数字は確保できるかもしれません。
しかし、嫌々仕事をしている営業マンって自立していかないと思うんですよね。
強制したり怒ったりすることで支配する上司の元では、自分で考えて仕事を創る人が育たないんです。
数字が出ていても離職率が高くて、社員のモチベーションの低い組織では仕方ありません。
管理職の仕事は部下の育成という大きな役割があります。
無理やり働かせる上司の元では、この部下の育成がうまくいかないことが多いんですね。
こんなふうに自転車操業的に組織を回していくと、いつか痛い目に合うのではないのかと考えてしまいます。
管理職としての僕のやり方
これは営業課長としての僕のやり方ですが、営業マンには自由と裁量を与えるようにしています。
年間予算、半期予算、単月予算と営業マンには予算が与えられているのですが、半期ごとに考課があるので半期ベースで予算達成していれば何も言いません。
週一回の会議でみんながどんな案件を抱えているかはすべて把握しています。
適切なアドバイスをしたり、必要に応じて自分が同行したりするわけです。
だいたい、みんなが抱えている案件の数を見ればどんな動きをしているのか、どれくらい忙しいのかもわかります。
頑張っている人にはしっかり数字でも反映されています。
がんばって努力して結果を出した人は評価する
努力しなくて結果が出ない人は評価しない
がんばって結果が出ない人もまた評価されません。
営業は結果です。
結果が出ていればサボってもいい。
仕事は労働時間でもないし、がんばったかどうかでもない。
その人が会社にどんな価値をもたらしているか。
そんなことを部下には話しています。
強制したり怒ったりしてやる気をなくさせる上司ってどうなの?
休日出勤させたり、残業させたり、怒ったりしている上司の元で働くのは嫌ですね。
そんな組織で社員は育たないし、一時的に結果が出ても未来があるとは思えません。
僕のやり方が合っているかは分かりませんが、結果にこだわって裁量を与えることが人材を成長させるポイントだと思っています。
自立した社員を育てることが管理職を楽にもしてくれます。
常に右肩上がりで数字が上がり続けているのは、そんな仕組み作りがうまくいってるのかもしれないなぁと思うのです。