顔パンツといわれるほど、マスクをしていないと気が済まない人が増えています。
マスクをずっとしているものですから、だんだんとマスクを外すのが恥ずかしいと思う人が増えているんですね。
これは僕の息子”ひゃくまんさん”もそう思っているようです。
マスクを外せない心理と隠せば隠すほど見たくなる心理について考えてみましょう。
隠せば隠そうとするほど見たくなる
学校の給食の時間、マスクを外さないでマスクをずらしながら食べる生徒が増えているようです。
給食を食べているときの顔を見られたくないということのようです。
たしかにもう2年間もマスクで黙食を続けているのですから、マスクを外した顔の友達を見る機会もめっきり減っているかもしれません。
別に誰かが見ているわけではないのに見られている気がする。
笑われる気がする。
マスクを外すとそんな不安になる生徒もいるようです。
隠すから見たくなる
マスクをずらしながら食べるような生徒も多いわけですが、するとなかなか顔を見る機会が減ります。
ときどき口元が見えたりするとニタニタとからかう生徒も出てくるんですね。
突然マスクをずらしたり、給食の時間中口元を見ようとしたり。
くだらない遊びですが、隠そうとすればするほど見たくなるのが人の心理というもの。
普段からマスクを外していれば気にならないのですが、やたらと隠そうとされると見たくなるんです。
不思議ですよね。
隠せば隠そうとするほど知りたくなる例
スマホなんかもそうかもしれません。
付き合っている彼女の前でも、スマホを肌身離さず持っていて決して触らせない。
コソコソと誰かとLINEをしているようだが、誰とLINEしているかわからない。
「誰から?」
ときいても「友だちだよ」と少し動揺している様子。
そんな状況であるほど、彼女は誰とLINEをしているのか気になります。
スマホをこっそり見ようと思ってしまうんですね。
逆に堂々と机に置いていつでも見れるようにしているスマホには、興味は持たないものです。
ロックもかけず、暗証番号も教えてオープンにしていると気にもなりません。
やましいことがないなら、堂々としていればいいんです。
マスクを堂々と取れ
マスクも同じです。
顔を隠そうとするから見たくなるだけで、堂々と外されたら、からかうポイントを見失います。
「顏見せてやんの」
「口元見せろよ~」
なんていうのも1日が関の山。
堂々としていたら、何も面白くなくなります。
からかう側も反応を楽しんでいるのであって、恥ずかしそうにしてくれなければつまらないですからね。
これからプールが始まる季節ですが、マスクなんか外して堂々と顔をさらしましょう。
何も怖いことはありません。
さいごに
プールが始まる季節になり、マスクを外すのに抵抗がある生徒も多いようです。
でも、こんなマスクをつけるのが普通の世界は面白くないです。
もっとみんなの笑顔が見たいです。
やっぱり笑顔って口元に出るじゃないですか。
早くマスクを外して、笑いあえる世界がくるといいですね。
プールはそのための第一歩かもしれません。