自分がされて嫌なことを相手にしてはいけないとよくいいますね。
では、逆に自分がされて嬉しいことは相手にしてあげる。
これはどうですか?
実はここには落とし穴があります。
自分が嬉しいことが相手も嬉しいとは限らないのです。
良かれと思って相手にしたことが、相手にとっては迷惑な場合があるのです。
ケースごとに考えてみましょう。
良かれと思ってしたことが相手の迷惑になることがある
どんな場合に相手に迷惑をかけてしまうのでしょうか?
考えてみましょう。
お土産をあげる
お土産をもらうと嬉しいですか?
欲しいものや美味しいものだったら嬉しいですよね。
では、ご近所さんが旅行に行ってきたから、とありきたりなお菓子をくれたらどうですか?
気を遣って買ってきたつもりかもしれませんが、返さなければ失礼という面倒でしかない場合があります。
関係値が低いときほどこの問題は根深いですね。
正直、近所からのお土産は迷惑な場合があります。
被災地の千羽鶴
地震や台風などの影響で大変な被害を受けた地域に千羽鶴を送る人がいます。
心を込めて復興の願いを込めて。
これどう思いますか?
もらって届いた方は復興するために大変なのに、千羽鶴をもらってどうしたらよいのでしょう。
正直、そんな環境下での千羽鶴はゴミ以外の何者でもありません。
迷惑な物なんですね。
これは受け取る側への暴力みたいなもんです。
想像力の欠如が生んだゴミ。
ご飯を取り分ける
焼肉奉行とが飲み会でご飯を取り分ける人がいますね。
これってありがた迷惑に感じる人もいます。
自分の食べたいものは自分のタイミングで食べたいってことです。
熱いものを今食べなくない気分だったら、冷めちゃいます。
食べたくないものを置かれたら嫌ですもんね。
されて嬉しいと思う人と思わない人がいることも理解しなければなりません。
さいごに
良かれと思ってしたことが、相手の迷惑になることがあります。
これはどんな人にでもあり得るので注意が必要ですね。
相手のことを徹底的にリサーチして、相手に寄り添って考えることで、相手が喜ぶことをしてあげられる人になりたいものです。