明日実家の解体に向けて、仮住まいへの引っ越しをします。
今の気持ちって今しかないので軽く残しておこうと思います。
実家の解体直前の心境
ああ、もう最後なんだなぁ。
この寂しい気持ちというかなんというか、最後であるという事実を受け入れようという気持ちですかね。
直前には家族で実家に行き、夜ご飯を食べました。
僕が小学校六年生の時に建てた家。
僕は25歳くらいで家を出て行ったので13年くらい住んでいたんです。
食卓には僕の右側に祖母、誕生日席に祖父。
右向いが父、真ん中に弟、左向かいに母。
そこでご飯を食べる時間、これってずーっと続くと思っていました。
でも、実際には弟はほとんど家にいなくなり、僕は僕で妻と付き合い始めて外に出ていきました。
永遠なんてないってことですね。
今、僕が住んでいる一軒家では、僕の右側に娘。
僕の向かいに妻、右前に息子。
そんな食卓ですが、これもまた永遠ではなないのでしょう。
いつまでもこの生活って続くと思っていたのですが、確実に離れ離れになっていく未来があります。
祖母が亡くなり、祖父が亡くなり、父が亡くなり。
そして、みんなで暮らしていた家も解体します。
これで、ちゃんと目で見る家は最後かもしれない。
時は流れ、同じ日はないように、いつか終わりが来る。
だけどそれは、マイナスなことではなく、最後を受け入れることで始まる未来もあるんです。
過去があるから、現在があって、現在は未来に繋がっていく。
そんなことを考えながら、明日は引越をしてきます!