日本は少子高齢化が問題となっていますが、かなり深刻な問題だと思っています。
参議院選挙が行われましたが、選挙の仕組みや課題を考えるきっかけにもなりますね。
日本は18歳以上に選挙権があります。
上には上限なし。
ここに政治と少子高齢化の問題があると思いますので、少し考えてみましょう。
政治と少子高齢化社会の課題
人口分布で見ると、65歳以上の割合がかなり多いんですね。
そして、政治の力を借りたいのも高齢者です。
仕事を退職して、年金や社会保障に頼らないと収入源の確保が難しくなってきます。
老後2000万円が必要といわれていますが、目減りしていく貯蓄の中で生活していかねばなりません。
だから、高齢者の投票率は高く選挙にも行きます。
政治家も高齢者の票が大きいことがわかっていますから、税金の使い道に年金や社会保障の充実に向かいます。
少子化対策の政策は高齢者には受けもあまりよくないのかもしれません。
税金は自分たちに当ててほしいと。
独身でもいい
一生独身でいる生き方もまた今当たり前となりました。
自分の時間をしっかり確保できますし、結婚していなくても周りも何も思わなくなっています。
おせっかいなお見合いおばさんももういません。
子どもを産むメリットみたいなものもわからなくなってきています。
自分の愛する人との子どもが欲しいと考えることは自然な考えですが、経済的な負担と天秤にかけて諦める人もいます。
子供が増えない日本の未来は暗い
子どもが生まれた数を見れば、日本が今後人口が減っていく国であることは明確です。
イーロンマスクが日本は消滅する国と揶揄しましたが、本当に日本の未来は暗いです。
今年生まれた子供の数がそのまま18年後に成人となります。
その数以上には絶対に増えません。
人口が減っていくということは日本のマーケットがどんどん縮小していくことでもありますし、税収が減っていくということでもあります。
今の人口分布で最も多い40代が高齢者となるときに、日本の税収を支えるのは今の子どもたちです。
このとき、高齢者となった人たちがまだ有権者となり、自分たちの権利を主張し続け、政治家も高齢者向けの政策を行い続けたら、、
日本の未来は厳しいですね。
さいごに
選挙があるといつも少子高齢化の課題について考えます。
確かに外交問題・環境・経済など政治には色々な課題があります。
しかし、日本が直面している深刻な少子高齢化の問題から逃げ続けている限り、日本は厳しい未来が待っているといえるのではないでしょうか。