「まずは言われたことをやりなさい」
夜のニュース番組ZEROを見ていたら、「まずは言われたことをやりなさい」は新入社員に対するNGワード1位と報道されていました。
「まずは言われたことをやりなさい」ってそんなに悪い言葉なのかなー。
ちょっと考えてみます。
「まずは言われたことをやりなさい」といわれるのが嫌な理由
なんで「まずは言われたことをやりなさい」といわれるのが嫌なのでしょうか。
理由を考えてみます。
頭ごなしにいわれる言葉
「まずは言われたことをやりなさい」って、「思考停止でやれ」といわれるように感じてしまいますね。
頭ごなしに否定されたり、命令されたりするのって誰でも嫌なもの。
何事もやる理由があるはずです。
理由もわからずにやれといわれても、やる気にはなれませんよね。
「知らない通行人と名刺交換してこい!100人と名刺交換するまで帰ってくるな!いわれた通りまずはやりなさい」といわれたら、すごく嫌です。
「は?それやる意味ある?」と。
意味や価値を説明しなければ、納得感がなければ人は動けません。
「営業マンは物怖じする気持ちを絶たないといけません。むげに断られることにまずは慣れましょう。そのために通行人と名刺交換100人分してきてください」
こういわれたら、そうか。仕方ないやるか。となります。
目的や意味を説明することが、指導する人には求められるんでしょうね。
強い命令
「まずは言われたことをやりなさい」は強い命令形の言葉ですね。
「お前らはまずは俺の言うことを聞け」みたいなニュアンスも感じます。
強い命令口調には拒否反応が出ますね。
上司と部下であっても、指示と命令は違います。
やはり命令はすごく強い。
言葉の使い方ひとつで部下も動かなくなります。
命令ではなく指示。
言葉の使い方も僕らは考えていかないといけませんね。
ちなみに2位は
ちなみに2位と3位の言葉はなんだったのでしょうか。
2位は「俺らの若い頃は・・」
3位が思い出せない。。
上司も言葉には気をつけないといけませんね。
さいごに
「まずは言われたことをやりなさい」は新入社員へのNGワードらしいです。
目的や意味を伝えることで納得感を持って行動してもらえるようにしないといけないんですね。
勉強になりました。
まぁ、もともとこんな言葉はいいませんけどね。
うっかりでも言わないように気をつけましょう。