営業事務を採用しました。
今期は1人採用する予定だったのですが、面接1人目にしてマッチングしてるんじゃないかなと、即採用を決めました。
今いる営業事務の社員と僕の2人で面接して決定。
これでさらに強い組織を作れそうです。
営業事務を採用して最強の組織を作る!非生産部門の役割を考える
営業事務を一人昇格させたら、会社のお局様たちがこの前めちゃくちゃ否定してました。
「あんなの誰でもできる仕事じゃん!営業は仕事取ってくるからいいけど何の数字を作ってるの?契約社員でいいじゃん。」って。
内心、「ふざけんじゃねーぞ、ボケカス。一つ一つの仕事は簡単な仕事でも、おぼえなきゃいけない多くの仕事を覚えてさばいてるんだよ。ここまで育つのに10年くらいかかるところを5年くらいでできたんだよ。やる気と資質があって素直ないい子で、責任感があってミスを修正できるから評価してんだよ。営業事務がいなかったら、その仕事を自分たちでやらなきゃいけないから、みんな残業しなきゃいけなくなるんだよ。残業しない組織にする上で必要な人材なんだよ。お前らみたいな自分たちのシマのことしか考えられんねーひとにはわからないだろうーけどな。誰でもできる仕事をしているのはお前らで、こっちは代えの効きにくい仕事をしてるってことだよ。評価を受けるのはその希少性、会社への貢献度、提供している価値、今後の成長性で決まるからな。お前らみたいな成長性も希少性もない人材より評価するに決まってるだろ。」といいたいところを、我慢して何も言いませんでした。
でも、実際に営業事務って数字を持たないから、評価するうえで非常に難しいのは確かです。営業や技術職は数字を持たされて、それだけその数字をこなすことが定量評価となります。
事務の場合はそれが確かに難しい。
実際には例えば営業が1人1億やったら残業しないとやってられないくらい限界のところを、事務がいることで残業せずに1.5億対応できるようになるような感じ。営業が営業に専念できる環境を作っているんですね。
仮に事務がいることで1.5倍の仕事量を営業がこなせるのであれば、営業がもう一人いるより多いな底上げになるわけです。
チームビルディングってのはそういうことで、足し算ではなく役割をうまく果たすことで掛け算となる。
そんな風にも説明したんですけどね。
わからないやつにはわからないんです。
僕は人事評価制度の見直しに関するプロジェクトのメンバーになったのですが、今後は非生産部門の役割や評価についても、きっちりと作っていきたいと思います。
そして、より良い人材はより評価し、よりダメな人材は評価しない仕組みを作っていきます。
さいごに
営業事務にしても、経理・総務にしても非生産部門の方がいるからこそ、僕らは僕らの仕事に専念できているわけです。
そのことをわからずに「誰でもできる仕事」と論じるのはひどい話だなと思っています。
僕の管理下においては、このように数値化できない部分も貢献度や希少性、今後の担う仕事など含めて総合的に評価していきたいと思います。
そして、結果で黙らせます。