今日は息子とちょっと言い合いになりました。
マックのモバイルオーダーで注文して、マック前に車を止めておくから取りに行ってほしいとお願いしたのですが、「苦手でできない」というところから始まりました。
ただ、番号を呼ばれたらモバイルオーダーの画面を見せて、商品を受け取るだけの内容です。
「無理」「できない」と息子は言います。
「できない」と自分を決めつけてしまったらできませんが、どうやったらできるかを考えてほしいなと思っています。
そして、ヒトはいつでも変われると本当に思っています。
ヒトはいつでも変われるという真理
「ヒトはいつでも変われる」「今この瞬間から変わることができる」というのは、アドラー心理学の考え方です。
嫌われる勇気を読んだ受け売りではありますが、本当にこの考え方を持っていると生き方が楽になります。
アドラー心理学においてはトラウマを明確に否定しています。
「過去に嫌なことがあったから」「過去にいじめられたから」「家庭環境に問題があったから」などと過去を理由にして、今何かができないというのはできない理由をこじつけているというものです。
因果関係があるわけではないんですね。
過去があるから今があるというのは間違いありませんが、今この瞬間に人は変わることができるんです。
今友達ができないのは過去に嫌なことがあって人間不信になったから。
このように言いたくなる気持ちもわかります。
しかし、アドラー心理学では積極的に話しかけることができない自分を肯定するために、過去を結び付けているというふうに考えるわけです。
理由をこじつけているってことですね。
今、この瞬間に自分自身は変わることができるわけですから。
自分が今変わることができて、人に話しかけることができれば、友達を作ることができます。
どんな過去があろうと、今と未来は自分次第なんです。
多くの可能性がある未来にはあります。
それもこれも自分次第なんだということです。
他人を変えることはできません。
だってそれは自分ではないから。
他人はコントロールできません。
だから、それが自分の課題であるのか他人の課題であるのかで切り分けて考えるべきです。
僕も息子を変えることはできません。
これは僕の課題ではなく息子の課題ですから、僕が感情的になる必要張りません。
ただ、今や未来を無理と決めつけずに変わってほしいと思っているから、諦めずに声はかけていくつもりです。
いつか、この対話をきっかけに変わってくれるとは信じています。
自分の課題であると息子自身が自覚して、「自分は変わることができる」と思ってくれることが第一歩です。
「できない」と思っていたら絶対にできませんが、「どうやったらできるか?」を考えて行動している限り、可能性は生まれてきます。
僕はだから常に「どうやったらできるか?」を自分に問いかけて行動するようにしています。
「仕事は絶対につまらない」「学校がおもしろくなるはずがない」と思っていたら、絶対に面白くなるわけがありません。
でも、「仕事はどうやったら楽しくなるか?」「学校はどうやったらおもしろくなるか?」と問いかけて、仮説・実行・検証を繰り返していけば、きっといつか楽しくなる道が見つけられるはずです。
課題や問題から逃げるのではなく、色々なパターンで試ししながら秒速で解決していくことのほうがいいと思うんです。
それ自体が楽しいし、その結果もきっといい結果が出ます。
逃げるなといってるわけではないし、過去をないものにしようといっているわけではありません。
逃げたほうがいい場面もあるし、諦めて切り捨てたほうがいいこともあります。
諦めて切り捨てたり逃げたりするのは、次のチャンスやもっと楽しい未来を迎えるための行動であればいいんです。
過去は変えられないし、受けた傷によって心が苦しいことだってあります。
でも、今と未来は自分次第でいくらでもかえられるんです。
さいごに
まぁ、僕がこうやって話していても、なかなか心には届かないかもしれないね。
そんなこと言ってもできないものはできないと思っているかもしれない。
自信を持てといわれてもそりゃ簡単に自信を持つことはできないだろう。
だから、客観的に本を読んでみてほしい。
「嫌われる勇気」で気持ちが救われることもあると思う。
何も否定しているわけではないんだ。
未来を信じているだけなんだよ。
期待しないでくれっていわれても、僕は未来を信じ続ける。
ヒトはいつでも変われると信じ続けている。