どっちがいいか迷って、決めたのに後悔する。
意外と多いのではないでしょうか?
「逆の選択をすればよかった」「あっちを選んでいたらどうだったかな?」と考えてしまう人です。
この考えは非常に後悔を生む思考でやめたほうがいいです。
また、どっちがいいかと迷ってなかなか決められないことも後悔につながりやすい上に、悩む時間が長くなりストレスになります。
自分のストレスだけならまだしも、周りの不快感につながることまであるので迷うこともやめたいですよね。
そこで、自己ルールの徹底で解決するコツを紹介します。
迷いと後悔は自分にとって不利益しかない!
迷いと後悔は本当に自分にとって不利益しかありません。
迷いや後悔をしやすい娘の事例を絡めて考えてみましょう。
迷いによる問題例(門限)
門限は原則7時としています。
しかし、友達から「もうちょっと遊ぼう」とか「まだいいじゃん」とか言われて、僕や妻に「何時まで遊んでいい?」とLINE。
最初から門限は7時と決まっているのに、ルールを破って遊ぼうとしています。
それは友達に申し訳ないという思いなどから、生まれる迷いかもしれません。
しかし、この迷いによりすべての人に迷惑をかけていることを自覚しないといけません。
- 自分・・迷うことでストレス。どうしたらいいかわからなくなる
- 友達・・期待を持たせられるが、結局長くは遊べないので期待を裏切る
- 家族・・門限7時だと言ってるのに何を迷っているのかイライラする
関わる人すべてが嫌な思いをしていますね。
7時に家に帰ると言っていたほうがずっといい結果になっているのは目に見えています。
迷いは自分にストレスがかかり。周りに迷惑をかけると覚えておきましょう。
後悔による問題例(UFOキャッチャー)
UFOキャッチャーでほしいおもちゃがあって、やりはじめたらとれるまでやってたくさんお金を使ってしまった。
こんな後悔を娘はして帰ってきました。
「ほしいからとれるまでやる」と、決心してやったのならいくら使っても後悔はないはずです。
しかし、お金を使いすぎたことに対して後悔してるんですね。
「店員が落ちやすいように調整してくれたため申し訳なかった」ともいっていました。
これも自己ルールができていなかったことによる問題です。
どんな理由であれ一人落ち込んでいると周りに悪影響が出ますのでやめましょう。
株式投資の失敗
これは僕の話ですが、株式投資を始めたころ笑えないぐらいの含み損を抱えました。
景気が良いときに株を始めたので、最初は勝っていたのですが大損抱えちゃったんですね。
暴落っていうのは突然やってきて、そこでする売るかステイなのかを迷った挙句に行動できずに塩漬け株が出来上がりました。
塩漬けは株式投資において愚策と言われています。
損切する勇気が持てなかったし、上がるんじゃないかという迷いから行動できなかったんです。
迷いは実際に損失を生むことも覚えておきたいですね。
迷いと後悔は自己ルールで解決しよう
迷いと後悔は自己ルールで買い可決するしかありません。
自己ルールをしっかりと決めて、自己ルールに従っていれば、迷うことも後悔することもなかったんです。
自分の中に芯を作っておくということですね。
今回の例に合わせて、ルールがあればどう解決できたかも考えてみます。
門限の解決策
門限は7時と決まっていました。
となれば、どんなことがあっても7時には家に着くように行動するのが正解です。
友達が「もっとあそぼう」といっても、「7時には家についておかないといけない」ときっぱり言えば、友達も引き下がるでしょう。
友達も納得するし、自分も迷うことすらありませんし、家族に連絡する必要すらありません。
ルールに従っていれば迷うことはなくなるのです。
この場合、また別の日に遊ぶ約束をすれば、友達との関係も良好のはずですよ。
UFOキャッチャーの解決策
基本的にはお金がかかわりますから、「○○円で取れても取れなくてもやめる」または「とれるまで絶対やる」の2択です。
よくスマホゲームのガチャでも同じことが起こりますね。
娘はルールを決めずに課金しまくってしまう典型的なカモで、あとで後悔するひとになりそうです。
「課金してでも絶対出るまでやる」というのは底なし沼の思考で、基本的にはおすすめしません。
どうせガチャキャラはもっと強いキャラが出てきますし、UFOキャッチャー以外でも欲しいものは出てきます。
その都度お金を無制限に使っているようではお金はいくらあっても足りません。
最初にルールを決めてからやる。
これが鉄則です。
株式投資の解決策
株式投資は自己ルールがすべてでした。
株は買い時よりも売り時のほうが難しいといいますね。
勝っているときはもっと上がるんじゃないかと思うし、負けているときはいつか戻るだろうと思ってしまいます。
やる前に一応自己ルールは決めていたのですが、結局守れなかったのが正解です。
10%増えたら売る、5%落ちたら売ると決めていました。
でも守れなかった。
自己ルールを守れないぐらいなら株式投資なんかすんじゃねーってことです。
それからしょぼいメンタルの僕は、ドルコスト平均法で買い続けるだけの投資に変えました。
自己ルールは20年勝とうが負けようが買い続けるです。
このように徹底したルール化で迷いを捨てることが勝ち筋なんだと思います。
さいごに
人生は選択の連続です。
1日のうちに人は何万回も選択しているようです。
何度も起こる選択に迷いを生んだり、後悔したりしていると自分にとっては不利益しかありません。
自己ルールを徹底することで迷わなければ、後悔することはありません。
書籍「このプリン、いま食べるか?ガマンするか?」を読んで、改めて選択することの難しさを再確認しました。
こんな迷いをなくすのに参考になるので、気になった方は是非読んでみて下さい!