納品した成果物に納得がいかないとお金の支払いを止めていた顧客がいました。
請求してから半年支払いを止められてました。
今回、その顧客のところに支払いについて協議に行ってきました。
お金を払わない奴は客じゃない!毅然と対応した話
向こうとしてはうちの成果物に不備があるということで、感情的になっていました。
まずは謝罪と再発防止策であろうと。
しかし、こちらとしては不備や過失がある内容であるとは考えてませんでした。
実際に不備や過失もありません。
解釈の違いであって、ある意味いちゃもんです。
前提条件の食い違いでもあります。
こちらとしては謝罪するつもりもなく、再発防止策もくそもない状態でした。
向こうは前提条件を説明しても納得がいかない様子で「帰れ」となっていました。
そして、こちらも逆に言い返しました。
「申し訳ありませんが、支払日を確約いただくまではほかの成果物も納められません。支払いを止められていることは会社としても大問題となっており、これ以上止められるなら今後の取引もできなくなります。支払いを止めるということは下請法にも違反していますから、支払いいただけないということなら協議させていただきますよ」と毅然と対応しました。
強気になっていた向こうの人も、下請け業者が屈服すると思っていたのに、毅然とこられてちょっと焦ってました。
そして、態度も軟化。
あまり舐められると困ってしまいますね。
最初は「あなたじゃ話にならないからもっと上の人連れてきてくれ」とか「社長の印鑑を押した書類を持ってこい」とか言ってたのにね。
「私が責任者ですから、私より先の話はありません」「社員100人以上の会社で社長の印鑑をそんな簡単には押せません」といったらシュンとしてました。
強気に出られて押され負けたら負けで、どんな状況でも毅然と対応する必要があるときはしっかり対応することが大事だと勉強になりました。
結局、今後は求める内容にするなら追加費用が掛かるむねを了解してもらい、追加内容含めた見積もりをつくることにしました。
支払いも請求書を再発行し、確認次第当月中に振り込むとのことで決着です。
さいごに
お金を払わない人との対応ということで、行く前には「嫌だなー」なんて思ってましたがいい経験になりました。
考え方を変えるだけで嫌なことも変わりますね。
実際に成長できたと思います。
感情的になっている相手にもこちらはあくまでもドライに。
ちょっと失敗だったのは、相手が起こるほどちょっと(笑)けてしまったところ。
火に油を注いでしまうところでした。
だって感情的になってるの面白いじゃん。
次にはもっとうまくできそうです。