会社の企業理念を考えるプロジェクトが発足しました。
そもそもは僕が起案した内容でした。
ずーーっと僕の会社で不満だったことというか、課題感を感じていたことでした。
会社の企業理念について考えてみようと思います。
会社の企業理念を考えるきっかけ
会社に一体感がなくて、一部離職率が高くて、みんなが自分たちのセクションの利益を優先していて、それってどうなの?と思っていたことがきっかけです。
みんなが協力すればできる仕事も、自分たちのセクションが大変になると考えてしまい、協力的でないセクションがあったんです。
「自分たちのセクションが良ければいい」この考えで進む会社はいつか空中分解すると思います。
今は、市場的に仕事があって、みんながばらばらでも売り上げは上がり、利益も出ていますが、非常に危険な考えだと感じていました。
一本芯になる考えが会社にはあったほうがよくて、みんなが迷ったとき、みんながぶつかりそうなときに指針になるのが企業理念です。
それが、いまの会社では何を言ってるんだかわからないものでした。
たぶん誰も会社の企業理念を理解していないし、共感もしていないものです。
ただただ、いまの会社は市場がいいから成長しているだけ。
一部管理職が非常にいい仕事をしていて、統率しているので会社がうまく回っていだけ。
きっと市況が悪くなってしまうと崩壊します。
企業理念・経営理念・パーパス・ナラティブ・ミッション・バリュー
企業理念を考えるにあたって、言葉の意味が大事ですね。
勉強がてら言葉の意味を押さえておこうと思います。
企業理念
企業の存在意義や価値観、考え方を明文化したもので、「何のために事業を行うのか」「何を目標としているのか」などを示しています。
企業理念を掲げることで、企業の方向性が明確になり、従業員や顧客、株主などのステークホルダーに自社の考えや信念を伝えることができます。
経営理念
経営者が大切にしている考え方や価値観を明文化したもので、企業の行動指針となるものです。
企業の存続意義や従業員の在り方、経営判断の基準などを示し、企業活動を行う際の指針として用いられます。
企業理念と経営理念はちょっと違いますね。
経営理念は経営者によって変わりますから。
パーパス
パーパス(Purpose)とは、英語で「目的」「目標」「意図」などを意味する言葉で、ビジネスシーンでは企業の存在意義や社会的意義を指します。
企業のパーパスは、経営戦略やブランディングのキーワードとして使われており、企業の存在意義を明確にし、経営方針などに反映させることを「パーパス経営」と表現します
直訳するとパーパスは「目的」という意味だったりしますが、「会社の存在意義」「社会的意義」みたいな使い方で使われます。
ナラティブ
ナラティブ(narrative)とは、フランス語で「物語」「言説」「語り」を意味し、物事や出来事に対して人々が自分の視点や経験を通じて語ることを指します。
ナラティブは、文芸理論の用語として文学や言語学の分野で生まれましたが、現在は医療や教育、ビジネスなどさまざまな分野で活用されています。
会社のストーリーですかね。
ミッション
企業におけるミッションとは、企業が社会に対して果たすべき使命や存在意義、企業理念などを指します。企業が社会にとってどのような存在なのか、どのような価値を提供するのかを明確にしたもので、企業と社会の関係を示すものともいえます
バリュー
バリュー(Value)とは、企業が大切にする価値観や行動指針を意味し、企業の価値を示すものです。企業が社会にどのような価値を提供するのか、全社スタッフが共通で認識できる「強み」に近い何かだと思えばよいでしょう。
さいごに
会社の企業理念を考えることになりました。
何の知識もないので、やっぱり勉強していかないといけませんね。
僕が起案したんだから、僕が責任をもたないと。
もっといい会社にするために僕ができることはたくさんやっていきたいと思っています!