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「しょぼい起業で生きていく」を読んだ感想レビュー|忖度なし

「しょぼい起業で生きていく」著えらいてんちょうを読みました。

図書館でタイトル借りした本ですね。

Amazonレビューでは口コミ数310

カスタマーレビュー平均3.8となっています。

忖度なしで僕の感想をレビューします。

「しょぼい起業で生きていく」を読んだ感想レビュー|忖度なし

内容(「BOOK」データベースより)

組織で働くのが無理なら起業しよう。「しょぼい起業」は不況に強く、つぶれにくい。「店を開くには大金がかかる」は大ウソ。準備資金がゼロでも大丈夫。現金だけが儲けではない…「計画」も「お金」も、「経験」も不要。多少のコツさえつかめば、わりとふつうにできる、逃げても生きてくための、生存戦略
Amazonより~

この本は著者の実体験ベースの書籍ですね。

大学から就職せずに50万円を元手にリサイクルショップやバーなどを経営していきます。

いやな仕事はしない・消去法で考えていって起業する。

何か特別な能力がなくて起業できることを伝えるような書籍でした。

 

僕の感想

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これはビジネス書を読むときの僕のスタンスなのですが、自分に置き換えてみて参考になるかどうかは一つの指標になっています。

 

それでいうと参考になりません。

再現性があまりあるとはいえませんね。

 

大学を卒業して満員電車に乗りたくない、あれやりたくない・これやりたくないといった消去法の先に起業があるとは僕は思いません。

 

日本は最悪生活保護を含めて生きていけるという前提に立っていることも、イマイチ腑に落ちないですね。

 

いくつかの起業に成功したようですが、やっぱりタイミングや色んな条件がそろっていたからであって、誰でもできるような内容には思えませんでした。

 

サラリーマンとして既に働いてい人が読んでも、共感を得る部分は少ないのではないでしょうか。

サラリーマンで働きながらしょぼい起業をするとしても、場所や時間を使う副業や起業は難しいのが現実です。

 

やはり最初は副業から始める必要があって、軌道に乗ってきたら起業するのが王道でしょう。

しかし、この軌道に乗せるまでが現実的には非常に難しい問題であって、みんながここに苦しんでいます。

 

サラリーマンをディスっている内容ではありませんが、サラリーマンの境遇と乖離している状況なので共感できないんです。

サラリーマンが知りたい情報は、普段は働きながら副業を軌道に乗せて起業させるまでの道筋です。

 

実際にサラリーマンだからこそ、企業に成功させた事例を描いた書籍もたくさんあります。

ここには再現性があるからこそ共感できるのです。

 

自分に置き換えられる人にはとても参考になると思いますが、置き換えられない人にはあまり参考にならない情報と言えるかもしれません。

参考になったポイント

黒字のリサイクルショップを事業譲渡するときの考え方は確かになと思えました。

Twitterで募集をかけて、譲渡する人を複数人から選ぶわけですが、どんな基準で人を選ぶのかは見ものでした。

 

スピード感やその次のビジョンといった指標と、人対人である関係値の大切さが垣間見えます。

後半は対話した内容で、さらに考え方などが深堀されます。

この辺りは環境が似ている人は参考になる部分も多いのではないでしょうか。

「しょぼい起業で生きていく」を読んだ感想レビュー|忖度なし最後に

僕とは少し環境が違い過ぎて、共感できるポイントはあまりありませんでした。

時間というリソースに限りがあるサラリーマンには、再現性を感じられませんでした。

いきなり脱サラというわけにもいきませんしね。

 

「しょぼい起業」という言葉はかなりパワーワードですが、あまり多くの人にマッチした内容とは思えません。

世の中の多くはサラリーマンですからね。

 

イデアは面白いですが、自分に置き換えてマッチするかは軽く読んでみてから判断してみたほうがいいと思います。