目先の利益にとらわれると大損をしたり、信用を失ったりすることがあります。
そんなときに使うことわざ。
「一文惜しみの百知らず」(いちもんおしみのひゃくしらず)
一文のお金をおしんで、百文のお金を損してしまう例えです。
そんな目先の利益に捉われて、大きく信用を失墜した実例があったので、このことわざを思い出しました。
目先の利益ばかり追ってはダメ!という実例を紹介します。
人気YouTuberの解散ドッキリという実例
僕はよく知らないのですが、子どもたちが教えてくれました。
人気YouTuberが解散すると煽るようなアイキャッチの動画をあげて、結局はドッキリだったというオチだったようです。
結局それが炎上。
集まったスパチャを返金する騒動にまでなったようです。
息子もその動画を見たのか、「もうキライ」とまで言っていました。
これこそ正に目先の利益に捉われて、大損をする実例ですね。
YouTubeの再生回数やスパチャのお金を狙って、大きく信用を失っています。
おそらく謝罪して、返金したところで完全に「焼き石に水」(熱い石に水をかけてもまったく効果がない例え)です。
離れてファンは戻ってこない。
日本人は集団心理も働きますからね。
否定的な意見が多くなればなるほど同調していきます。
一度の失敗を許さない、そんな好感度だけの芸能人もたくさんいましたよね。
信用は積み重ねるのは大変ですが、崩れるのはほんの一瞬であるということです。
「大局観」がないともいえます。
(物事の全体像・3手先が全く見えていない)発信だったということです。
Twitterにもある目先の利益を追って信用を失う実例
ツイッターの場合は、目先のいいね・RTを求めて信用を失うような使い方があります。
気にしない人は気にしないかもしれませんが、気にする人からは信用を失うツイートがたくさんあります。
まあまあルールの範囲ですから、何も問題ないことですがいいねほしさに、さもしい目で見る仲間もいるものです。
信用は簡単に損なわれます。
特に道徳的によろしくないことをすると、大きく信用は大きく損なわれます。
目先の利益だけを追ってはいけませんね。
まさに一文惜しみの百知らずです。
信用がお金よりも大切な「貯信時代」
キンコン西野さんの「革命のファンファーレ」はバイブルのひとつなのですが、信用を貯めることがお金よりも大切だと書かれています。
芸能人が不倫して戻ってこれなくなるのも好感度だけで、信用がないからということです。
信用は嘘をつくと失われます。
自分がいいと思っていないものをいいと広告したり、美味しくないものを美味しいと紹介したり。
ちゃんと読者や視聴者はわかっています。
そして、嘘をついていると思えばとことん追求します。
信用とはそういうものなんですね。
そして、嘘は環境がつかせているともいえます。
嘘やお世辞を言わなければいけない環境というのがあるんですね。
嘘やお世辞を絶対にいわない人になるには、そんな環境を作らないといけない。
とても難しいことですが、信用を積むとはそういうことでもあります。
目先の利益にとらわれて大損をすることわざ:さいごに
目先の利益にとらわれて大損をすることわざ「一文惜しみの百知らず」
これが実例として見えることがYouTuberの解散炎上でみえましたね。
「反面教師」にして(悪い実例をみて真似をしないようにすること)信用を積んでいくことの大切さを再確認しました。
嘘をつかない環境を作って、信用をコツコツ積んでいきましょう!