自分が働いている上で労働時間が価値だと思って働いている人けっこういますね。
時給制のアルバイトは労働時間の対価が時給として支給されるので、それでもいいとおもいますが社員となると話は変わってきます。
9:00~18:00まで決まった時間に決まった仕事をしていればいいと思っているなら、それはアルバイトと同じじゃないかと思うんです。
今回は仕事の価値について考えてみたいと思います。
仕事の価値は労働時間じゃない
リモートで働ける時代になって、労働時間ではなく価値で評価する流れに明確に変わってきていると考えています。
しかし、一部の人はリモートでできる仕事でも会社にわざわざ人を集めて行います。
リモートで結果を出している人に対しても、「会社に来なくてあいつは働いていない」といいます。
これは完全に間違えていて、労働時間が給料の対価だと思っている残念な考えといえるでしょう。
極端なことを言ってしまえば、労働時間が週に3日だろうと、1日3時間しか働いてなかろうと、最も会社に利益を上げた人に価値があります。
営業で考えると数字です。
会社に全くこないけれど月1億円の受注を上げる人と、毎日残業をしているけれど受注が月100万しか受注をあげない人では、問答無用で前者の方が価値があります。
会社では役割を分業化していることが多いので、数字で表しくにくいこともありますが、どんな価値を生んでいるのか・会社に利益をもたらしているのかに目を向けるべきです。
この会社に対する価値が見えない人は「あいつは会社に来ないからダメ」「残業しないからあの人はダメ」という謎のレッテルを貼ります。
残業させる上司よりも残業させない上司のほうが価値があると思いませんか?
良い環境を作る上司のほうがよいと思いませんか?
アノ人よりも私のほうが残業しているから私のほうが働いている!と考えるのは、労働時間を対価と思っている人の考え方でバイトと同じです。
仕事を創る人になれ!
仕事は指示されたことをやればいいと考えている人がいます。
自分の仕事はここからここまでと線引きをして、線引きの範囲の仕事をしていればよいと考えている人たちです。
このような人たちはもっと会社をよくしようと思った時に、自分のテリトリー外の仕事をすることに強い反発を示します。
「それは私たちの仕事じゃない」と考えてしまうんですね。
会社で重要なのはもっと生産性を高めることであって、社員の労働範囲内の仕事を差続けることではないんです。
ちょっと考えればわかることなのですが、個々に感情が挟まってくるとなかなかどうして話がこじれてきます。
これが会社と社員という関係でなければ切ってしまうだけなのですが、会社ではそうも簡単にいきません。
この調整をしなければならない管理職の方には頭が下がります。
(というか僕自身もこのような社員の扱いにはほとほと困っています・・)
仕事をやらされている、労働時間や労働力が給料の対価だと思っているとこのような罠にはまります。
自分がどのように会社に貢献しているのかは一度考えてみることが大切でしょう。
仕事の価値は労働時間じゃなくて価値を作れるかどうかだ
仕事の価値について考えてみました。
僕の子どもたちにも大事な話なので読み聞かせしてみたいと思います。
同じ時間働いているんだから一緒という考えは捨てたほうがいいでしょう。
これからの世界で求められる人材は労働力が対価ではありません。
仕事の価値を作ることが自分の価値を高めることになるはずです!