学生時代に仲が良かった友達。
毎日のように遊んでふざけていた友達も、結婚して自分達の生活をするようになると話が合わなくなってなってくるものです。
なぜ仲のよかった友達も話が合わなくなってしまうのでしょうか?
考えてみましょう。
友達と話が合わなくなってくる3つの大きな理由とは?
友達と話が合わなくなるのは大きく3つの理由があると考えます。
- 共通の環境がなくなる
- 現状確認で終わる
- 成長できる相手を求める
解説していきます。
共通の環境がなくなる
学生時代に仲がよかった友達や、会社の同僚が楽しく話せるのは共通の環境があることが挙げられます。
同じ学校に通って、共通の先生がいて、共通の友達がいて、お互いが知っている可愛い女の子がいる。
「あの子かわいいよな」なんて学生時代の話の半分は女の子の話です。
そうやって共通の環境があるからこそ、話が合う部分があるんですね。
結婚して子どもができてという環境変化の中で、好きな女性の話なんてまったくしなくなります。
しかも、可愛い女性がいても共通の女性ではないわけです。
学生時代に話していた共通の話がなくなってしまうことと話が合わなくなってくるんですね。
代わりに同僚とは話が合う仲間も増えてきます。
しかしそれも、共通の仕事や同僚の話題があるからです。
腹が立つ上司の話題が盛り上がるのも、腹の立つお客さんの話題が盛り上がるのも、共通の環境や話題が土台になるから楽しいのです。
仕事を辞めるなど共通の環境がなくなってしまうと関係は途切れてしまいます。
現状確認で終わる
久々に会う友達と話すと現況確認で話が終わってしまうことも多いでしょう。
ふだんあまり話していないぶん、お互いの近況を聞き合う時間が増えるんですね。
出世した・給料が上がった・家を買った・子どもが生まれた・子どもが卒業した・奥さんと喧嘩した
こんな近況を話し合いますね。
気づくと現況確認だけで時間が終わってしまいます。
また一緒に何かやりたいよねーなんていいながら、また次に会うのは1年以上あいたりします。
そうやってまた現況確認の会話に戻ってしまうんです。
お互いの近況を聞きたい気持ちはわかりますが、お互いが知らない状況ですから共通点はありません。
なんだか自慢みたいなことばかりを話してしまうのもあまりよくありませんね。
成長できる相手を求める
自分のコミュニティが自分自身に合ってきてしまうというのはありますね。
目標意識の高いコミュニティに属していれば、自分自身も目標意識が高くなってきます。
特に目標もなく、毎日同じような日常を過ごしているコミュニティに属していれば、自分もまた同じような日常を過ごす人になってしまいます。
結局周りに自分も適合してきてしまうんですね。
これが嫌だと自分を成長させてくれるコミュニティに属したくなります。
人は段々環境に適合してきてしまう生き物なのです。
ですから、学生時代の友達が自分を成長させてくれる存在になっているかどうか?
そんな物差しで見るようにもなってきてしまうんですね。
久々に合った会話で現況確認だけで終わってしまうと、成長できる部分が共有できないこともあります。
僕が目標意識を持ってブログを書いていても、「また金の話か」となってしまう。
目標意識のコミュニティに属してしまうと、周りとかみ合わない部分がどうしても出てきてしまうんです。
会社の人と投資や副業の話が合う人なんか誰一人いません。
同僚は仕事の愚痴を話している人と、もっと会社をよくしようという話は合いません。
お互い成長できる仲間がいることで自分も成長すると考えると、属するコミュニティが変わり、話は合わなくなってきてしまいます。
友達と話が合わなくなってくる3つの大きな理由とは?さいごに
改めて友達と話が合わなくなる理由を3つ紹介します。
- 共通の環境がなくなる
- 現状確認で終わる
- 成長できる相手を求める
いつまでたっても、友達は友達!
そう思いますが、やはり環境が変わると難しい部分も出てきます。
同じことをやったり、共通の目標があるとこれまで以上に仲良くなれるんでしょうけどね。
子どもも落ち着いてきたら親父バンドを組むなんていいかもしれません。
お互いが成長できるような友達と長く付き合っていきたいものです。