子どもに読ませようとして図書館でまた、いとうみくさんの書籍を借りてきました。
今回借りた本は「レッツキャンプ」
いとうみくさんの本は大人の僕が読んでも面白くて、今回も子どもよりも先に読んでしまいました。
軽ーく読んだ感想を紹介しますね。
「レッツキャンプ」を読んだ感想!いとうみく著(ネタバレなし)
「レッツキャンプ」はあらすじも何も見ずにいとうみくさんの書籍ということだけで読みました。
好きな作家さんはそれでいいですね。
あらすじ~
主人公は小4の男の子。
最近お母さんが再婚した新しいお父さんと2人だけでキャンプに来たことから物語は始まります。
新しいお父さんは明るく軽い感じの人。
でも、キャンプのことは頼りなくて、テントもちゃんと立てられない。
そこで出会ったもう一組の親子。
その親子も父親と小4の男の子で・・
印象に残ったポイント
キャンプ場で出会ったもう一組の親子。
キャンプのできるお父さんと一緒にたき火を囲んでいるときに浮かない表情の男の子。
浮かない表情の男の子がなんでそんなに浮かないのか。
食器を片づけに主人公と2人になるのですが、そこで打ち明けられた本音。
その男の子の思いにちょっと切なくなりました。
僕も子を持つ父なので父親側の気持ちもわかるんですが、男の子の気持ちを思うと苦しくなります。
ぼくならどうするだろう?
そんなふうに考えると小説は面白いですね。
「レッツキャンプ」を読んだ感想!いとうみく著。さいごに
子どもの視線で描いていくのがいとうみくさんはとてもうまくて、僕らが忘れてしまった気持ちを思い起こしてくれます。
こどもから見た新しいお父さん。
ほんの少しずつですが、お父さんとして認めていく姿。
そして、もう一組の親子。
さいごにはちょっとウルっときてしまいました。
気持ちの良いラストなので、子どもにも是非読んでもらいたいです。
というか中2の息子君は早くも読み終わりました。
息子君にも記事を書いてもらいたいなと思っています。