技術職の管理職と喧嘩しそうになった。新人の営業研修について受入れをするんだけど、何を教えて欲しいのかも何も考えずに丸投げしてきたからだ。日報もつけないらしい。
いや、むしろ営業に日報っぽいものをつけて教えてあげてくれだと、
お前のとこの部下だろ。何を教えて欲しいんだよ。
結構問い詰めたらさ、なんていったと思う？
「営業のことは俺らもよくわからないから、何か学んだことに対してにフィードバックもできなから」だって。
「お前みたいなやつがトップだから部下が育たないんだよ」という言葉を飲み込んだよ。
こっちが送り出している営業の新人には、毎日日報を書かせて営業の教育係が質疑して学んだことを共有しているんだ。
だけど、新人には営業の単価が悪い現場のこととかをさ、愚痴のように教えてるみたいだな。
終いには「単価をもっと上げてとってくれ」とか「そんな安い仕事ならやらなくてもいい」とかいいだしたな。
営業のこと知らないで営業のこと否定すんな、バカ。
俺らがどんな思いで仕事を取ってきてるかも知らないくせに。お前らが起こしたクレーム処理をして、怒られて、顧客を失って。
それをな、お前らが営業のことをわかっていたり、営業が本当にただただ金額で仕事を持ってきているなら話は別だけどな。
最大限高い金額で受注しようと努力をして、文句も言わずにクレーム処理をして、ルートのお客さんがほかに流れないようにコミュニケーションを取ってんだよ。ボケ。
一度お前も営業の仕事やってみろ。
知らないからそんなこと言えるんだよ。
俺はちゃんと技術職やってきたからわかるよ。俺が技術職のときは俺なりに技術としての面白さを見つけたよ。
その面白さを後輩に教えようともしてきたよ。そんなおもしろさをお前が見つけてないんだから、部下に見つかるわけがないよな。
部下が育つわけないよな。楽しさが見つからないんだから。
かわいそうな組織だよ。
俺らは営業の面白さを見つけて、営業としてのプライドを持って仕事をしてるんだよ。
営業のことを否定したければ、ちゃんと営業の仕事を、営業の気持ちを知ってからものをいえ。
