自分が決めたことと逆の方を選びたくなる人いますよね。
僕もまぁ迷うときはあるのですが、決めた場合はもう後ろを振り向くことはありません。
決められないだけでなく、決めた後にもウジウジしたり後悔したりするのは不毛です。
自分が決めたことと逆の方を選びたくなる人
「隣の芝生は青い」ということわざがありますが、隣の人がやっていることは羨ましくみえるものです。
同じように自分が決めた逆のほうがよかったんじゃないかと、後悔してしまう人もいるんですね。
せっかく決めたのに逆の方がいいといつも思ってしまうのでは損してしまいます。
昔、妻が似たような麦わら帽子2つ並べて、「どっちがいいか?」と聞かれ片方をえらんだのですが、やっぱりもう一つも欲しくなり、あとからもう一つも買うということがありました。
これも逆のほうがよかったんじゃないかと思ってしまう例ですね。
一度決めたことの反対が正解だったんじゃないかと思うのはやめましょう。
決めたことを正解にしろ
僕は営業管理職として、部下から毎日いろいろな相談がきます。
その都度自分の経験の引き出しから、最善となる答えを導き出し、即座に決断しています。
そして、もうあとは振り返りません。
逆のほうがよかったかな?なんて後悔していたら、いくつ体があっても持ちません。
それにしても決断の早さに部下からも結構驚かれます。
なぜ僕の決断が早いのか?
それは決断したことを正解にすればいいと思っているからです。
答えが一つしかないことのほうが世の中には少ないのが現実です。
もちろん自分の経験から照らして、最善の答えを導いているつもりですが、それでもA・B・Cのどれが答えかわからないことがあるんです。
そんなときはどれを選んでもいいじゃないですか。
正解なんてこの時点ではわからないんですから。
早くAを試して、正解にしちゃえばいいんです。
もしAが失敗したなら、Aはダメだということがわかるから、すぐにBの案を試してみればいい。
そうやっていれば、つまるところ決めたことを正解にすればいいだけと思えるようになります。
決断も慣れや経験によって精度が高まります。
決断の経験が少ない人が決断できずにウジウジして後悔していることが多いのではないでしょうか。
決断する練習をしよう
決断も慣れであると考えてみると、意識的に決断する練習をしたほうがいいことがわかります。
僕は毎日仕事がら半強制的に決断しないといけないので、決断力がついた気がしますが、普通に生活しているとなかなか決断の練習をする機会なんてありません。
そこでおすすめしたいのが、「どうでもいいことをあえて決断する」です。
人は生活する中で、無意識的にもいろんな決断をしています。
朝起きてから体を半分回転させて、左手で目覚ましを止める。右足からベッドを降りて左足を一歩踏み出す。
右手でドアノブを下げて引っ張り、右足から階段を下りる。
このようにひとつひとつ動作を細分化してみると色々な決断をしていることがわかります。
これをあえて意識的におこなうのです。
(右足ではなく左足から歩き出すぞ)
(ドアノブは左手で下までさげる)
(冷蔵庫を開けたら麦茶を左手で取り出す)
こんなこと決めるのどうでもいいことですよね。
こんなどうでもいいことを意識的に決めるようにしてみると、少し悩むようなこともどうでもよくなって即断できるようになります。
散歩コース(左に行こうかな・右に行こうかな)と迷っているのは無駄なことです。
どちらでもいいことは、意識的に決断する癖をつけるようにしましょう。
さいごに
自分が決めたことと逆の方を選びたくなる人は思い出してください。
決断したことを正解にすればいいんです。
決断した後に後悔しても損するだけです。
意識的に決断する練習をすると、つまらない悩みから解放されますので是非練習してみて下さいね。