どうも苦手なんですよね。
最後が大団円だとしても、途中途中に絶望がたくさんあるストーリー。
ストーリーには感情の起伏があったほうが面白いんでしょうけどね。
どうも、細田守監督作品は僕には合いません。
※僕の超個人的な感想です。面白いと思っている人を否定するものではありません。
「竜とそばかすの姫」をちらっと見た感想
途中でチャンネルを変えました。
なかなか見続けるのが辛いと思う映画とかドラマってないんですけどね。
最初の方のシーンで、カラオケを歌えと迫られた後、主人公が川で吐くシーン。
ここでドロップアウトしました。
すいません。
これ以上見ていける気がしませんでした。
「サマーウォーズ」や「バケモノの子」でも同じでした。
細田守監督作品は僕には合わないようです。
何で僕には合わないのか？
自己分析をしてみました。
絶望が重い
ストーリーってずーっと幸せな話だと面白くありません。
いろんな問題があって解決する。
強敵が表れて、主人公が強くなって勝つ。
こんなストーリーに感情が動いて引き込まれていきます。
感情移入してしまうんです。
でも、細田守監督作品はその絶望が重いんです。
それだけ感情移入させてるってことかもしれませんけどね。
広告の打ち出し方が悪い
広告ではなんか面白そうに演出しますよね。
主人公の男女はかっこいいしかわいいし、映像は綺麗だし。
キャラクターがいいので恋愛や明るい感じを一見感じます。
でも、ふたを開けて見始めると心をえぐる酷い言葉があります。
このマイナスギャップがさらに絶望感を与えているのかもしれません。
明るくて面白そう！と思って見始めると、暗いしエグイとなると見てられません。
「最初からえぐいですよ」と教えてくれていれば、こんな気持ちにはならないはずです。
キャラクターからして元気の出る映画と思って見始めると、全然そんなことがない。
これは広告の打ち出し方の問題といえます。
さいごに
最後まで見てもいないのにあまり感想を言うのもよくありませんね。
でも、途中で見るのをやめようと思うことってなかなかないので、自分の中の理由を言語化したくなりました。
僕と同じような感想を持っている人もいるだろうし、傑作だと思っている人もいます。
あくまでも個人の感想です。
ただ、広告とのギャップで見ていられないってのは大きな理由な気がしています。
これからは細田守作品はそういう作品だと心構えをしてから見ようと思います。
見る機会があれば。
