「バンドワゴン効果」という言葉を聞いたことありますか?
マーケティングで使われる言葉で、行列ができていたり、人が集まっている場所にさらに人が集まり心理効果を意味しています。
みなさんも知らず知らずのうちにハマっているかもしれませんよ。
バンドワゴン効果とは?
バンドワゴン効果とは何か?
意味や由来をわかりやすく解説します。
バンドワゴン効果の意味
バンドワゴン効果とは行列ができていたり、人が集まっている場所にさらに人が集まり心理効果を意味しています。
ラーメン屋さんの行列を見ると、美味しいラーメン屋さんなんだろうと思って思わず並びたくなりますよね。
僕もついつい混んでいるラーメン屋さんに行きたくなります。逆に空いているラーメン屋さんは心配になりますね。
このように人が集まっているところに集まりたくなることをバンドワゴン効果といいます。
バンドワゴン効果の由来
バンドワゴンとは英語でパレードの楽器隊を意味しているといわれています。
楽器隊(バンド)を乗せて走る荷車(ワゴン)。
このバンドワゴンの後ろには人が行列が出来て、さらに人が集まります。
人だかりにはさらに人が集まることが実証されています。
バンドワゴン効果の例
ラーメン二郎というお店を知っていますか?
鬼盛りの野菜にニンニク、しょっぱいスープにごん太麺!
このラーメンが美味しいのは当たり前なんでんすが、繁盛している理由はそれだけではありません。
狭い店内で客席数も少ない。
これにより、お店はもれなく混雑して行列ができます。
お客さんが入るからといって広いお店にしては、逆に空いているような感じになって集客効果が薄れます。
わざと狭いお店にすることで行列を設計しているんですね。
バンドワゴン効果で行列や混雑を設計する
集客するためにはバンドワゴン効果を意識するといいですね。
人が集まっているようにみせることで、さらに人を集めるのです。
駐車場はスカスカにならないように。
幹線道路沿いの飲食店では、空いているように見せないようにわざと従業員の車を止めることもあります。
駐車場が埋まっているほど、たくさん人が集まっているので人気のお店だと思うのです。
特に駐車場は通り道で目に付く場所なので、人がいることが安心感につながり集客効果がありますね。
ショッピングサイトの口コミ数
ショッピングサイトで商品を買うときの指標の一つに口コミ数がありますね。
口コミ数が多いほどみんなが使っているので安心感を持てるはずです。
僕も商品比較をするときには口コミ数でフィルタをかけることがあります。
口コミ数を増やすことで、たくさんの人に目に付きさらにたくさん売れるという効果があるのです。
口コミ数を増やすためにキャンペーンや値引きをして、口コミをたくさん得ることがバンドワゴン効果となります。
鬼滅の刃の映画
記録が記録を呼びます。
鬼滅の刃でも泣けるという口コミがあるのはもちろんですが、数字が数字を呼んでいますね。
記録を塗り替えていくたびにニュースになっていきます。
売上、動員数などが数字として公開されるたびに、みんな見ているから見に行こうとなります。
この数字を呼びこむことがバンドワゴン効果となっています。
スタートダッシュで記録を塗り替えると、その流れが波となって乗ってくるんですね。
このようにみんなが見ているからを設計すると、さらに見られるコンテンツになるということです。
バンドワゴン効果とは?まとめ
行列や人だかりのように、人が集まる所にさらに人が集まる心理をバンドワゴン効果と呼びます。
これからの集客にはバンドワゴン効果は意識的に使いたいですね。
スターの多いブログはさらにスターが増える。
はてなブックマークが多いブログには、はてなブックマークが増える。
ここを設計することがさらにブログを伸ばす効果になりそうですね。