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劇場版「鬼滅の刃」がなぜこんなに売れるのか?大ヒットの理由を考察(ネタバレなし)

マーケティングには全然疎いのですが、劇場版「鬼滅の刃」がなぜこんなに売れているのか?その大ヒットの理由を考えてみることは、いろんな場面にも転用できそうですね。

というわけで、映画版「鬼滅の刃」が売れている理由について考えてみます。

劇場版「鬼滅の刃」大ヒットの要因(作品編)

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まずは箇条書き

  • そもそも原作マンガが面白い
  • テレビ放送アニメのクォリティが高い
  • キャラクター人気が拍車
  • 敵役の鬼ももともとは人
  • 主人公や仲間の成長
  • アクションシーンに迫力
  • 仲間との別れ

とざっと思い浮かんだ箇条書きですが、これらは鬼滅の刃という作品自体の力ですね。

やはり作品そのものが圧倒的に面白いことは、大ヒットの条件といえるでしょう。

ただ、それだけここまで売れるとは思えません。

マーケティングや環境要因について考えてみたいのです。

映画版「鬼滅の刃」が売れるマーケティングや環境要因

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タイミング・周りの環境・マーケティング的な部分に絞って、鬼滅の刃大ヒットの要因を考えてみます。

  • コロナでみんなエンタメを求めている
  • 競合作品が少ない
  • 口コミが口コミを呼ぶ
  • コラボで広告拡大
  • 子どもからの求心力
  • 売り切れで欲しくなる
  • 圧倒的数字力
  • ネタバレで安心

こんな理由があるんじゃないでしょうか?

少し深堀してみます。

 

コロナでみんなエンタメを求めている

コロナの影響でみんな心から楽しむ機会が奪われています。

外出自粛・マスク着用・密の回避。

どこで何をするにしても、制限されて心から楽しむことができません。

そんな圧迫感から、みんなエンタメを求めている気持ちはありますよね。

ずっと家にいても自粛疲れしてしまいます。

そんな状況で映画「鬼滅の刃」が登場しました。

映画館は席を空けての観覧で半数しか入れません。

ただ、その状況での上映ならリスクは少ないだろうと、コロナリスクの少ない状況を映画館が作っていることも一因かもしれませんね。

 

競合作品が少ない

映画市場はコロナリスクがあることもあり、上演延期を決める作品も増えています。

そのため、競合作品の少ない状況が生まれています。

少し前に映画版「今日から俺は」も公開され、映画市場が少し活気づいてきたところでの登場で勢いがノッた感もありますね。

同時期には強力なアニメ作品は出ていません。

競合が少なければチャンスがあることを示した部分もあります。

口コミが口コミを呼ぶ

SNSやリアルコミュニケーションの場でも、エンタメに飢えていた人たちからの口コミが溢れています。

「鬼滅の映画泣けた」

「煉獄さぁぁーーーーん」

といったパワーワードが飛び交うことで、まだ作品を見ていない人への興味を呼び込みます。

口コミが最強の広告といえます。

⇩ちなみに息子くんの見た感想記事はこちらです。

shiyuzevo.hatenablog.com

コラボで広告拡大

鬼滅人気が高まり、キャラクターコラボ商品がいたるところで見受けられますね。

鬼滅のキャラクターが印刷されていれば、パンでもおにぎりでもなんでも売れます。

ただ、パッケージにキャラデザインがあるだけで売れるんですから、こぞってみんなコラボします。

味よりもコラボといった感じがありますが、これでまた鬼滅の刃の露出は増えますね。

お互いWIN-WINなのでさらにコラボかされるといった感じで、広告拡大が進みまだ見ていない人にも情報が届いていくのです。

子どもからの求心力

子どものファンがついているのも鬼滅の刃の強みですね。

「あのキャラがかっこいい・かわいい」といった話題も事欠きません。

子どもが好きになれば、親も一緒についてきます。

映画館では子連れの観客も多かったです。

子どもが1人見に行けば、最低でも親が1人ついてきます。

子どもからの求心力で周りの大人が巻き込まれてきていることも、大ヒットの要因となっているでしょう。

売り切れで欲しくなる

鬼滅の刃はマンガやコラボ商品の売り切れが相次いでいます。

人気があり過ぎて売切れている商品って欲しくなるんですよね。

行列のあるラーメン屋がおいしそうに見えるように、売切れているからこそ欲しくなります。

商品が売り切りていることも、高額転売されていることも話題となって広告効果があります。

これらが大ヒットの要因になっていると考えます。

圧倒的に数字力

観客動員数、興行収入など記録を塗り替えていくことがニュースなどで流されています。

ストーリーや映画の内容よりもニュースになるのは、このような数字です。

圧倒的な数字が最初に出ると、その数字が独り歩きしていき、さらに数字が伸びていきます。

数字というスタートダッシュがさらに数字を引き寄せているのです。

ネタバレで安心

鬼滅の刃はもともとマンガです。

ストーリ―自体はすでに流通しており、マンガを読んだことがある人はネタバレした上で映画を見に行っています。

これって不思議だと思いませんか?

ストーリーの驚きは知っているからないんですよ。

つまり、すでにマンガで面白いとわかっているからこそ、映画を見に行っているんです。

知らない映画を見に行って失敗するより、間違いなく面白いもので安心してみたい!

この流れが劇場版、鬼滅の刃にはあったのかもしれません。

 

劇場版「鬼滅の刃」がなぜこんなに売れるのか?まとめ

驚くほど鬼滅の刃は今人気がありますね。

イオンでは、鬼滅の刃グッズもいたるところで売られていて、勢いはまだまだ止まらなそうです。

ネタバレしない部分で、大ヒットの理由を考察してみました。

合っていなかったらすいません。

あと1点、映画を見るなら最低でも映画前のところまでは、マンガかアニメで見たほうがいいと思います。

初見で見るには少しわかりにくいんじゃないかな?と思いました。

(その分、知っている人には入り込みやすい作りなんですけどね)