どんなものでも美味しいし、どんなものでも同じくらいの価格になっている。
これはインターネットが普及した時代に、マニュアルや方法が整理されて、どんなサービスのクォリティも同じようなものになっている。
どこのラーメン屋さんもおいしいし、回転寿司なんてどこに行っても同じようなもの。
一定のラインまでいくと機能での差別化は難しくなる。
機能で差別化できなくなった時代に何で差別化したらいいんだ?
僕の会社でのサービスも差別化が難しい。
BtoBの商品なんだけど、そもそものサービスの品質について差別化することが難しい。
ほとんど同じようなサービスで、どこの会社に頼んでも同じような結果になるだろう。
A社もB社もC社も同じ金額だったら、最後何で選ぶ?
もちろん商品でサービスが違うのならそれが一番なんだけど、同じだったらさ。
結局差別化は営業マンでしかできない。
対応力だったり、人間性だったり、スピードであったり、安心感であったり。
僕がお客さんの立場なら、一生懸命な営業マンに頼みたいし、当たりが柔らかい営業マンがいいし、仕事を頼んだら「ありがとうございます!」と感謝して欲しい。
そんな営業マンには次も仕事を頼むし、お金云々じゃないんだ。
サービスに差別化ができないときは結局「人」で決まる。
この「人」による差別化を甘く見ている会社は淘汰されるし、薄利多売競争から逃げられない。
そろそろ僕は薄利多売競争からサヨナラするよ。
営業マンの差別化で価格と受注確率に反映させる。
リソースをそこに割くことに重心を置いたほうが利益も出るはずだ。