「いつまでもあると思うな 親と金」「親孝行したいときには親はなし」
本当にその通りで、時間は過ぎていく。
親孝行って何だろう?残された時間で何ができるだろう?ってずっと考えてきた。
家族で旅行に連れていきたいと思ったけれどそれはもう叶わない。
それどころか僕にできることはもう何もない。
コロナでそばにいることだってできない。
そのぶん元気な間にはたくさん話をすることができたよね。
自分が親の立場となってみて思うのは、自分の子どもに親孝行なんて期待していないってこと。
とにかく自立した大人になってほしい、ただそれだけだ。
自分の力で生きていく力をつけて、幸せに生きてくれさえいればそれ以上は望まない。
その上で時々遊びにきて話をしたり、孫の顔をみせてくれたりするなら、これ以上の親孝行はない。
そして、自分よりも子どもには1秒でもいいから長生きしてほしい。
自分の子どもを失うような悲しみは感じたくないから。
そういう意味でいえば少しは親孝行できたかな。
子どものことはいつまでたっても子ども。
心配はきっと尽きない。
そんな心配をかけないでいることも、家族みんなが仲よくいることも、それもきっと親孝行なんだ。
不安なく自分のことだけを考えられるように。
ありがとう
ここまで育ててくれて感謝しかない。