誰しも悩み事はあるでしょう。
僕だってあります。
悩んで悩んで、悩むこと自体は最適解を出すために必要な作業ではあります。
だから悩んだ末の結論は基本的には変更しない。
それが一番です。
しかし、一度決めたあとに逆の選択肢がよく思えてしまうもの。
ここで、また悩み始めては堂々巡りでムダな時間ばかり増えますし、いいことはありません。
一度決めたら逆の選択肢を考えてはいけないんです。
逆の選択肢を考えるべきではない理由と、一度決めたことは変えない工夫について考えてみましょう。
【悩み事】逆の選択肢を考えるべきではない理由
一度決めたことに対して、逆のほうがよかったかなぁと考えてしまう人がいます。
すごく損する考え方なので改めたほうがよいのですが、どうしても考えてしまう人も多いものです。
そこで、逆の選択肢を考えるべきではない理由を解説します。
考える時間のムダ
人は迷っても迷わなくても結論はほとんど変わらないそうです。
最初の直感で決めたことと、悩んで悩んで悩んだ末に出した結論は変わらないんです。
何か統計的に証明されているらしいんです。（何か実験したらしい）
答えは同じなのだとしたら、考えて迷った時間はムダでしかありません。
もったいないですよね。
迷う時間なんていりません。
迷う時間の分ブルーになる
人の気持ちなんて弱いものです。
迷う時間の分ブルーになります。
僕は割とメンタルが強いと思っていますが、迷って考え事をしていると本当にブルーになってきます。
めんどうくさいですしね。
最悪のケースを考えることもよくありません。
選択しなかった方がよかったらどうしよう。
選択したほうで失敗したらどうしよう。
こんなことを考えていたら、気分が上がってくるわけがありません。
だから迷っちゃダメなんです。
周りにも波及する
迷っている人がいると周りの人まで巻き込んでしまいます。
「やっぱりもう一個のほうがよかったかなぁ」といわれると、周りも決断したのにまた考えなければならなくなるんです。
自分だけの問題ではなくなります。
周りの人まで巻き込んで迷いを生んでしまうんです。
一度決めたことを変えない工夫
一度決めたことをもう変えずに迷いをなくす方法を紹介します。
僕自身は決めたことをほとんど変えません。
どうやっているかを言語化してみます。
時間の無駄と考える
時間は有限です。
僕にとってはお金よりももっと大事なことです。
そんな大事な時間の無駄遣いは嫌ですよね。
迷った時間は返ってきません。
迷った挙句の結論は後悔する
迷って結論を変え続けた先にあるのは後悔です。
どちらを選んだとしても、逆を選べばよかったと思ってしまいます。
これって本当に不幸な考え方だと思いませんか？
AかBのどちらかしか選べないのなら、仕方がないんです。
決めたことを正解にすればいい
人はどうやったって過去には戻れません。
としたら、決めたことを正解にすればいいだけです。
たとえ失敗したって、未来においてそれを笑い話や教訓にすればいい。
そう考えれば失敗なんてありません。
極論どっちだっていいんです。
決めたほうを正解にすればいいんです。
逆の選択肢を口にしない
一度決めたのなら逆の選択肢について口に出さないほうが賢明です。
「やっぱりBのほうがよかったかなぁ」
なんて口が裂けてもいってはいけません。
周りの迷いまで生むことになります。
楽しいことも楽しくなくなってしまうかもしれません。
逆の選択肢について、口にしないだけでいいです。
それだけで迷いはなくなります。
決断の練習をする
決断力も練習により身に着くスキルです。
決断力のない人や迷いの多い人は決断の回数が少ないんです。
例えば、僕は営業の管理職をしていますが、それこそ部下からの相談に対して決断し続けています。
この繰り返しによって、決断力は身に付きます。
おすすめはどうでもいいことを意識的に決断してみることです。
右足から靴下をはくとか、犬の散歩で今日は右に行くとか、どうでもいいことから意識的に決断することによって決断力を高めることができます。
さいごに
悩み事は誰にでもあります。
確かに一つの選択で人生が大きく変わることもありますから、悩むこともあるでしょう。
悩んだ末に結論を導き出します。
決断したのなら、もう逆の選択肢を考えてはいけません。
周りを巻き込んで、迷いを生み、後悔をよびます。
大丈夫！
決めたことを正解にすればいいだけです。
失敗なんてありません。
前を向いて進めば、それが正解になります。
